「女性はとにかく便秘が多い。男性はとにかく下痢が多い。」吉野敏明先生のこの話を聞いて、ここ数年の疑問が腑に落ちた。
深田萌絵の政経プラットフォーム 2015/1/16公開済み
「何故、女性は〇〇で死ぬのか? 命を奪う食習慣。 吉野敏明氏 No.211」
00:43から 2. 「男性は下痢、女性は便秘が多い理由」
引用のYouTube番組冒頭で始まる女性と男性の身体構造からくる違い「女性はとにかく便秘が多い。男性はとにかく下痢が多い。」と思いきや、大古より続く生物の雄雌における獲得遺伝から成立してきた資質であることと聞き、ここ数年の疑問が腑に落ちた。
腑に落ちたのは
自分の身に起こる現象である呼吸困難の発作が起きパニック状態になると、失禁しそうになったり、場合によっては便をもらしそうになったりすることだ。
この症状をかかりつけの呼吸器内科の主治医に聞いても「そんなことは、、、?聞いたことがない。」という感じだったのだが、自分で考えたのはこうだ。
死が間近に迫ってくるような呼吸困難の苦しみ、恐怖に直面すると脳が指令を出し苦痛から逃れるために快楽中枢を刺激する。恐怖を快楽で中和すると考えたのだ。
そのために快楽行為(=放出行為)を誘発する。放尿や射精は「快楽」に結び付けられている。排便も放出時、あるいは放出後にえもいわれの解放感がある。その開放感が「快楽」なのだ。恐怖に直面すると、自己防衛のため自身の脳は自身をだますように快楽を誘発する命令を身体の各部位に発動するのではないか。
吉野先生いうところでは
「逃げなきゃいけない。恐怖を感じたら小腸が過活動になって、うんちグチャグチャグチャとなって漏らすんですよ。…とにかくオスは体重を1gでも軽くして早く逃げなきゃいけない。…女性は…ウンチが溜まってると熱がこもる。子宮の温度を絶対冷やさないようできてる…」
かつて名古屋港保税地区の artport2001で、開催された展覧会 media select 2001 に自身は、前橋工科大学の松本研究室とのコラボという形で「快/不快」というテーマでのやり取りをもとに体験型ウエアラブル・ガジェットを発表した。
しかし今、当時を振り返るとなんと抽象的であったことか。
振り返ると、当時の制作志向は商品企画を行っていた仕事の関係か、問題を見つけて何らかな成果物として結実させるというデザイン思考に因っている。
今、自身が直面していることはそんなのんびりしたことではない。もっと具体的で自身の身体で起こっている症状から反映されている。
自身の身体で進行している行動の制限、不自由、苦痛からさらに進んだ恐怖からくる切羽詰まった状況を日々やり過ごす中で導き出された思考である。