2025年2月1日土曜日

250131 謹んでお悔やみ申し上げます。

 

 昨日は締め切りのため夜中3時半に起きてから作業に追われていたのでオフライン状態だったのですが、夜11時過ぎにメール送付し一息ついてfacebookを開いたところ橋本典久さんが上げておられた訃報が目に飛び込んできて、ああーついにこんな日が、と暫くぼおーっとしてしまいました。


 山本先生にはじめてお目にかかったのは1991年でした。アーテック'91の出品作「地の呼吸」をお手伝いしたのがきっかけです。その時、自身が同じアーテックの関連展覧会に出品することになるとは考えも及びませんでした。自身がアーテック'93 アペルト展に出品した作品はこの先生の作品「地の呼吸」を構造的にひっくりかえそうと発想して作ったものです。
先生のネットワークイベントや身体を介してのネットワークゲームなどはスポーツに繋がるような面もありと、一人で引きこもって制作していた自身にとっては刺激的な経験でした。一度、福井にたずねて行かなければ、行かなければと思っているうちに自身が移動の自由がきかないからだになってしまい、こうしてディスコミュニケーションのうちに終わってしまうのは、コミュニケーションのツールとしての通信アートを実践していた先生の意にそぐわない態度だと叱られそうです。



お通夜なので夜通し起きてと思っていたら、もう空が明るくなってきました。
あと数時間で出棺の時間のようです。

ありがとうございました。
愛知の地から