2016年1月7日木曜日

DISCOVER → JAPAN

1970年大阪万博で始まった僕の中学生活は「人類の進歩と調和」に向かわず父からもらったオリンパスペンとリコーハイカラー片手に風前のともしびだった関西本線のSL追っかけ鉄チャンに向かうのでした。同じ年、キャンペーンが始まった国鉄の「DISCOVER JAPAN」に乗せられて、しかし国鉄にはあまり乗らず、自転車に乗って木枯らし紋次郎のテーマソングを叫びながら大阪~奈良をめぐるのでした。名所旧跡そこそこに国鉄の駅を目的地にスタンプ収集は、当時エゲレスから来たであろうチェルシー(飴チャン)のロゴと相まって僕にグラフィックデザインの目覚めをもたらしたのでした。御朱印とスタンプ。当時国鉄が発行したDISCOVER JAPANスタンプ帳は持っていても朱印帳は持たず、斑鳩のお寺で大学ノートに朱印してもらったこともありました。
現在のご朱印ガールにつながる代理店による仕込み?駅スタンプの始まりは1931年の福井駅からという驚き。

http://hyperallergic.com/249783/the-design-nostalgia-of-japans-train-station-stamps/