2017年8月19日土曜日

2D/3D おえかきと工作

広告の裏やそこらの紙に鉛筆や筆を走らせ、その行為の快感と、出来上がった成果物に対する満足感と達成感を知った子供。
どろんこや砂場遊びで、その行為自体の快感と、出来上がった成果物に対する満足感と達成感を知った子供。
いづれの場合でも他者からの承認、称賛があればその満足感はより大きな快楽になり、その子が、その行為を生きてゆく手段とのちのち考えるのは自然な行為かもしれない。
造形やモノづくりを生業にしようと思ったものはいずれかの体験をもって、絵描きあるいは彫刻家あるいはデザイナー、あるいは建築家と言われる道に進むのだろうか。
造形に対する興味や得手不得手とは別に、先人による成果物に出会って、そのあこがれからその道を目指す者もいるだろう。そういった場合、必ずしもフィジカルな造形体験が無くてもその道に進むことが可能であるのが現代である。ペンや粘土といったフィジカルな体験を経ずに立体物やイラストレーションを作ることができる。写真に至ってはスマホのボタンを押すだけでよい。現代ではデジタル環境がフィジカルな修練にとって代わり、そのサポートをしてくれる。と、考えられる。
成果物は最終的にフィジカルなマテリアルに出力される。


おえかきと工作

「粘土は好きだけどお絵描きは苦手。」
「お絵描きは好きだけど工作は苦手。」

学校教育を体験した子供からしばしば発せられるこの言葉。
おえかきと工作に対するそれぞれの苦手意識はどこで起こるだろうか。幼少のころから慣れ親しんだ満足感の大きさの違いだろうか。他者からの称賛の大きさからくる快楽の違いだろうか。しかし、それはフロイトが言うように肉体を揺り動かすような満足ではない。

時に、頭の中に芽生えた創造の欲求は苦手意識を超えてまで手段を択ばない。絵を描いていた者が、どうしても立体を作りたくなる。


閉じた平面による立体の制作は粘土で立体を作るよりある意味大変な作業である。数学的知識も必要になり、直感的にフィジカルな作業ができないもどかしさがある。


ぬいぐるみの型紙(平面素材による立体)--------------------------

ぬいぐるみを作る上で一番大変なのが型紙作り
粘土などで立体を起こし、濡らした薄い紙などを貼り付けて乾かしてから展開したり、アルミ箔を貼ったりして型紙をとるのが一般的らしい。慣れれば適当な布をいきなり切って形を作って綿を詰め、気に入らない部分にダーツなどを入れてイメージに近づけるより彫塑的な方法へと進化する。



CADによるぬいぐるみ、手芸まとめ
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1302/25/news015.html
http://cad.vdlz.xyz/3dCad/Student/Student.html




造船のノウハウをアートに展開した会社 CIG ------------------

カプア、最近のステラの彫刻Kシリーズなどを手がける。もちろん建築も。(磯崎新氏のSIDRA TREESなど)

http://www.centralindustrygroup.com/about/projects/architecture/art



アーティストをサポートする会社 Gill Schmid Design --------------

http://gillschmiddesign.com/artservices.html

私たちのサービス
Gill Schmid Designは芸術家やデザイナーが彫刻、オブジェクト、インスタレーションの制作を手伝っています。その範囲は、デザインとフォームの発見から製造と加工、プロジェクト管理、建築建設と展示デザイン、そしてその間のすべてにまで及びます。私たちは、アートとデザインの制作と設置/展示のすべての側面に関わってきました。
「私はヴェロニカと15年以上一緒に仕事をしてきましたが、その間に彼女はアートの生産にとって非常に貴重な資産になっています。ヴェロニカは、初期の設計段階から、アウトソーシング、製作、作品制作の新しい方法やプロジェクト管理まで、作品が私のスタジオに到着するまで、そしてその後、展示デザインと展示に至るまで、関わっています。」
フランク・ステラ
ヴェロニカ・シュミット(オーナーシップ・ジル・シュミット・デザイン、以前はインポッシブル・プロダクション・インクLLC)は、2001年から国際的に有名なアーティストと緊密に協力し、ハイエンドのアート作品や彫刻の製作や製作を促進してきました。彼女はそれぞれのアーティストと密接に協力して、ユニークな芸術的スタイルと感性を理解しています。
彼女は、デジタル分野と従来の分野の両方で、多数の製造プロセスに関する膨大な知識を蓄積しており、3次元印刷(3x3x3メートルで最大の3D印刷彫刻を2008年に生産しています)革新的な多段階プロセスの調査と設定、最先端のデジタル3Dモデリングと彫刻を提供しています。
建築家やデザイナーとして、常に最先端のアイデアを手がけてきました。プロフェッショナルな経験と教授を通じて、幅広いデザイン/アーキテクチャー・メソドロジやアプローチに晒されてきましたが、常に伝統的/確立された歴史的な設計上の問題。コロンビア大学、ハーバードGSD、建築学会など15年以上にわたり、最も尊敬されている建築大学で高度な大学院デザインコースを教えています。
Gill Schmid Designは、現代的でエレガントで革新的なデザイン感覚で、ハイエンドの高級感を特色とし、種類豊富なデザインソリューションを提供しています。ヴェロニカ・シュミットは、デジタル製作と設計の専門知識を持ち、大規模な製作と建設に非常に精通しており、大規模な建築と建設とともに、小規模のジュエリー・プロジェクトから中規模および大規模の彫刻まで幅広いスケールに取り組んでいます。
ヴェロニカは過去15年以上にわたり多くのアーティストやファッション、ジュエリー&プロダクトデザイナーと仕事をしており、国際的なファブリック&エンジニアの印象的なネットワークを構築してきました。自社で製作するのではなく、プロジェクトごとに、プロジェクト/予算に最適なファブリケーターを見つけ、多段階のプロセスのためにさまざまな製造業者を調整します。彼女のプロジェクトマネジメントスキルは、発足時点からスタジオでの納品まで、アーティストによるポストプロダクションまで、展示デザインと現場での設置まで、最高品質の配信を保証します。