2012年10月10日水曜日

ボーマン船長の視線

キューブリックによる「2001年宇宙の旅」の後半10分のシーン。
白い部屋に着陸したポッド。

宇宙服に身を包んだボーマン船長が
眼をやった視線の先に、
食事をする老いた自身の姿。

その老いた老人が目を向ける視線の先には
ベットに横たわる自身の老いた姿。

そしてベットに横たわったまま、
片手を宙に翳す。

その光景は、デジャヴ。
ベットに横たわる老いた身体を、
見つめるのは自身であるが、

その横たわる姿は、未来の自身の姿。
未来のデジャヴ。


病室にて (2012/10/06)

2012年10月9日火曜日

あたりまえのようであたりまえでないこと

長居公園 植物園を望む


息をする。
水を飲む。
頭を起こす。
寝返りをうつ。
瞼を閉じる。
口を噤む。
立ち上がる。

そんな無意識で、あたりまえのように行っていることが
あたりまえにできなくなること。
意識はあり、脳は命令するのに、筋肉が動かないこと。
生まれたての赤子が無意識に獲得してゆくことを、
意識がありながら喪失してゆくこと。

(2012/10/06)

2012年10月2日火曜日

ふぁんたじー

気持ちよくだまされていたい人々の間で流通する物語。
だまされているとか、そんなことはどうでもよく
浮世離れした物語にひたっていたい。
メディアに流通する虚像を愛する。
そもそも「虚像と実像」という考え自体が無意味である。
その対象になったキャラクターは時々崩壊する。
その対象になろうとしたキャラクターは流通するキャラクターを裏切らないよう
生きることが求められる。

おちつきのない脳

思考の対象と、
獲得した経験と、
文字言語の範囲内でいつも散歩ばかり。

目的地は見失われる。

こまったことではあるが、
時に良いこともある。

2012年9月6日木曜日

デコダイ(あら)の四段活用

立派なおでこのチダイのアラをスーパーで見つけた。
制作意欲がそそられる。



塩焼き
縦割りされた頭部をまずは塩焼きに。
刺身もおいしいが、塩焼きならやっぱりおかしら。
眼の下のほほの部分と後頭部の肉が弾力があり美味。


塩焼きの身を食べた後の骨、皮を鍋に入れ、水をはりぐつぐつ煮る。
焼いたため脂はだいぶ落ちているが、それでもこってりしたゼラチン質の煮汁ができる。
焼いた香ばしさのある出汁ができる。

鯛の味噌汁うどん
半分を味噌汁にし、うどんを入れる。
大根の千切り
ねぎを細切り
えのき茸少々
そして、いつものオクラを刻んで。

煮こごり
残った煮こごりを冷蔵庫で保存。



豆腐サラダにフォークで細かく刻んだ煮こごりをかけて






鯛と舞茸のパスタ
骨が少ない身の部分、二切れをポワレ。
にんにくとオリーブオイルで
塩コショウ。
舞茸を入れフライパンに蓋をする。
茹で上がったパスタをあえる。
刻んだパセリをかけてできあがり。







2012年9月5日水曜日

ダイオラマの境界

気になる、そのふちの処理。
気になる、現実スケールとの境目。
イリュージョニスティックな絵画の境界にも似て、
時々使用されている絵画用額縁。
段をつけた木台。
それらは現実空間のスケールと境界を作ることを意識的に示しているのだが。。。


"given"の固定した一点からの視界に作られたダイオラマ


タルコフスキーの「ノスタルジア」に登場するインテリアから窓外に連続して展開するダイオラマ

それらは、



2012年9月3日月曜日

120903 無花果の生ハム巻き




無花果いただいた。生ハム巻きと皮のコンポートをつくる。
セブンイレブンの生ハムロース(¥149-/50g),赤ワインと黒蜜の残りで煮た皮のコンポート。inexpensive !

数日前の学長ブログで思いついた。皮のコンポートはジャムみたいにパンにつけてもおいしい。捨てるとこなし。





fb-橋本 公成  2012年9月3日