終日スタジオにて撮影立会いを終えひさしぶりに帰宅。
自然光の入らないスタジオでの商品撮影時にいつも、あらためて感じること。
写真とは一瞬の現実時間を切り取るのでもなく、真実を写すのでもない。
現実に見えている状態、質感を光によって彫刻し、ある視点からのみ見える状況を作りだす絵画のようなものだという感覚。
デュシャンのgivenを思い出す。トレペの壁に囲まれた撮影台。
以前は脚立に登って4x5の逆さまのファインダーをルーペ越しに確認していたことが、今ではmacのモニター上で確認作業。
露出の失敗はなくなったがポジがあがるまでのドキドキ感がなつかしい。30年来つきあいの東区のスタジオにて
from 橋本 公成 fb
2011年12月23日
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