2014年7月29日火曜日

on glaze painting


Today's working: on glaze painting


磁器グレーズ生地にバルサムとテレピンで顔料を練り彩色する方法は油彩画のそれと同じような手法であるが、筆がすべるグレーズ面(施釉面)において広い面積に筆むらなく彩色する方法は困難であり熟練を要す。
特に筆むらがでやすいピンク系では、含金系ピンク顔料のムラ=絵具の溜り部分が茶系に発色してしまう。薄塗りで筆むらをなくするためにバルサムの比率を多くすることでこの問題を回避できる。テレピンの比率に注意。



「金属ナノ粒子 色材・意匠材料への応用」石橋秀夫氏論文
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jvsj2/51/11/51_11_737/_pdf/-char/ja

2014年7月29日