2014年10月12日日曜日

141012 きそがわ日和

@ 伊藤正人+吉田知古 にょるインスタレーション空間でのスナップ


ほうじ茶のかおり、蔦の茎、ローレライ  きそがわ日和

橋本 公成さんはきそがわ日和にいます。
2014年10月12日 · 岐阜県 美濃加茂市

インスタレーション:伊藤千帆


2014年10月12日
旧大垣共立銀行の建物外壁西側に茂る蔦が壁の隙間から内部に侵入し空間を縦断するように伸び続けているこの蔦は、まぎれもなく伊藤千帆の作品の一部だろう。なぜなら彼女はそれを展示の妨げとして排除し取っ払ってしまわずに、残したのだから。鑑賞者によって踏まれ、ゴミになった葉片を箒で掃いて自然に伸び続けている茎をできるだけそのままにして見せているというその行為は利休を思わせる。(というのは大げさか)しかし、その空間を走る線の長さと量は、セルキューブのボリュームと関係を成すに十分な量である。ところでこのキューブは何か?それは左手奥にあるカラッポになった金庫空間を型取し、取り出したように見える。ー 場所: きそがわ日和



壁から床、柱へとはいまわる蔦の茎と、空っぽの金庫空間(右)




2014年10月12日 12:10 

ヒレンジャク えのき 宿木 きそがわ日和
ー 場所: 美濃太田

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3年前の今日
2011年10月12日 0:20
甘たるい 金木犀でむせぶ 我が肺