2022年9月23日金曜日

1982-0923 サメビタキ、赤とんぼを食す

 





最近コサメビタキやサメビタキを観察していて、そういえば勝川のアパートの窓から赤とんぼを食べるサメビタキの写真を撮ったなあと思い出し、あれはサメビタキだったのかコサメビタキだったのか確かめたくなって40年前のノートを引っ張り出した。
ノートにはサメビタキが一番いアンテナにとまっていて、そのうちの一羽が赤とんぼをフライングキャッチし、部屋南向き窓の目の前、向かいのアパート前の電線にとまって飲み込むとある。フィルム写真紙焼きはかなり赤みが強く変化していたのでスキャンして色調補正する。
ということでコサメかサメかについてだが、フィルム写真の紙焼きで胸の班がはっきりしないが、白くはっきりしたアイリンク、下嘴根元の黄色とコサメの特徴がみられる。しかしトンボとの大きさ比較や閉じた翼と尾羽の位置関係より尾羽がかなり長いことから判断してやはりサメビタキでよいとの結論に。当時は焼きあがったプリントを前に写真屋の日比野さんがサメビタキと同定したと思う。

夏の終わり、サメビタキ移動の時期と赤とんぼの移動時期は関係してるか?というメモがある。







23.Sep.1982  元ノート