2017年8月26日土曜日
130826 ナガサキアゲハ
ナガサキアゲハ
シーボルトが長崎で最初に採集したことからついた名前という。
近年、北上化がみられる。温暖化の指標種
♂のこれは♀のように派手な紋も無く、アゲハなのに後翅に尾状突起が無く、曇り空だから金属光沢もなく、墨が染み込んだ黒い布がフワ~ッと凌霄花に落ちてきたような感じ
正面からのとまってるのも生き生きしてない標本のようブニョブニョ太ったおなかにあるツブツブした触感がジョジョゲが走る
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%83%8F
2013年8月26日
場所:名古屋市守山区鳥神町
平等院鳳凰堂 雲中供養菩薩像
平等院の創建は永承7年(1052年、当時の思想では末法元年でもある)藤原頼通が平安初期から貴族の別荘だったところ宇治殿を寺院に改めたのが始まりとされている。
仏教は日本に伝来当時、現世での救済を求めるものとされていたが、平安時代後期、末法思想が広まり、天災人災が続いたことと相まって極楽往生を願う貴族によって西方極楽浄土を観想するため現世に出現させたジオラマ(ダイオラマ)であるという見方が主流である。しかし一方では焼け残った鳳凰堂だけで考えるのは誤りであり密教の両界曼荼羅との関係を示す阿弥陀如来の印相やなどから、建築史家の冨島義幸先生は、鳳凰堂の阿弥陀像には密教の阿弥陀如来としての一面があり、鳳凰堂全体が阿弥陀曼荼羅を表しているとしている。
壁面の木造雲中供養菩薩像 52躯は極楽浄土において阿弥陀を讃嘆する菩薩像とする説もあるが、いずれの像も飛雲に乗ることから、阿弥陀如来と共に来迎する菩薩像を表したものとみられる。
本尊阿弥陀如来像と同様、天喜元年(1053年)の作とされるが、後年の補修はかなり多い。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E7%AD%89%E9%99%A2
雲中供養菩薩像: 木造、彩色、漆箔、截金 像高約90cm |
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サントリー美術館 「平等院鳳凰堂平成修理完成記念 天上の舞 飛天の美」展 (2013~2014)
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2013_5/index.html
作品リスト
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/photo/0000033000/0000032276/pdflist.pdf
解説より
『鳳凰堂内の四方の小壁には、本尊阿弥陀如来坐像を囲むように雲中供養菩薩像が懸られている。全52軀ある、すべて雲に乗って楽器を奏し舞踊する姿である。鳳凰堂のほかの彫刻像と同様、仏師定朝(じょうちょう)率いる工房の作として、各像の表情や作風の違いに、担当した仏師の個性が見て取れる。
頭部を丸彫りで、下半身にかけて浮彫り風に表さすことを基本とし、堂内で壁に懸けた状態で下から仰ぎ見られることを前提とした造形と言える。浄土で飛翔し本尊を驚嘆する飛天の図像でありながら、菩薩の姿であることと長く伸ばした雲の表現からは、浄土から現世に来迎するイメージを伴う。』
2017年8月19日土曜日
2D/3D おえかきと工作
広告の裏やそこらの紙に鉛筆や筆を走らせ、その行為の快感と、出来上がった成果物に対する満足感と達成感を知った子供。
どろんこや砂場遊びで、その行為自体の快感と、出来上がった成果物に対する満足感と達成感を知った子供。
いづれの場合でも他者からの承認、称賛があればその満足感はより大きな快楽になり、その子が、その行為を生きてゆく手段とのちのち考えるのは自然な行為かもしれない。
造形やモノづくりを生業にしようと思ったものはいずれかの体験をもって、絵描きあるいは彫刻家あるいはデザイナー、あるいは建築家と言われる道に進むのだろうか。
造形に対する興味や得手不得手とは別に、先人による成果物に出会って、そのあこがれからその道を目指す者もいるだろう。そういった場合、必ずしもフィジカルな造形体験が無くてもその道に進むことが可能であるのが現代である。ペンや粘土といったフィジカルな体験を経ずに立体物やイラストレーションを作ることができる。写真に至ってはスマホのボタンを押すだけでよい。現代ではデジタル環境がフィジカルな修練にとって代わり、そのサポートをしてくれる。と、考えられる。
成果物は最終的にフィジカルなマテリアルに出力される。
おえかきと工作
「粘土は好きだけどお絵描きは苦手。」
「お絵描きは好きだけど工作は苦手。」
学校教育を体験した子供からしばしば発せられるこの言葉。
おえかきと工作に対するそれぞれの苦手意識はどこで起こるだろうか。幼少のころから慣れ親しんだ満足感の大きさの違いだろうか。他者からの称賛の大きさからくる快楽の違いだろうか。しかし、それはフロイトが言うように肉体を揺り動かすような満足ではない。
時に、頭の中に芽生えた創造の欲求は苦手意識を超えてまで手段を択ばない。絵を描いていた者が、どうしても立体を作りたくなる。
閉じた平面による立体の制作は粘土で立体を作るよりある意味大変な作業である。数学的知識も必要になり、直感的にフィジカルな作業ができないもどかしさがある。
ぬいぐるみの型紙(平面素材による立体)--------------------------
ぬいぐるみを作る上で一番大変なのが型紙作り
粘土などで立体を起こし、濡らした薄い紙などを貼り付けて乾かしてから展開したり、アルミ箔を貼ったりして型紙をとるのが一般的らしい。慣れれば適当な布をいきなり切って形を作って綿を詰め、気に入らない部分にダーツなどを入れてイメージに近づけるより彫塑的な方法へと進化する。
CADによるぬいぐるみ、手芸まとめ
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1302/25/news015.html
http://cad.vdlz.xyz/3dCad/Student/Student.html
造船のノウハウをアートに展開した会社 CIG ------------------
カプア、最近のステラの彫刻Kシリーズなどを手がける。もちろん建築も。(磯崎新氏のSIDRA TREESなど)
http://www.centralindustrygroup.com/about/projects/architecture/art
アーティストをサポートする会社 Gill Schmid Design --------------
http://gillschmiddesign.com/artservices.html
どろんこや砂場遊びで、その行為自体の快感と、出来上がった成果物に対する満足感と達成感を知った子供。
いづれの場合でも他者からの承認、称賛があればその満足感はより大きな快楽になり、その子が、その行為を生きてゆく手段とのちのち考えるのは自然な行為かもしれない。
造形やモノづくりを生業にしようと思ったものはいずれかの体験をもって、絵描きあるいは彫刻家あるいはデザイナー、あるいは建築家と言われる道に進むのだろうか。
造形に対する興味や得手不得手とは別に、先人による成果物に出会って、そのあこがれからその道を目指す者もいるだろう。そういった場合、必ずしもフィジカルな造形体験が無くてもその道に進むことが可能であるのが現代である。ペンや粘土といったフィジカルな体験を経ずに立体物やイラストレーションを作ることができる。写真に至ってはスマホのボタンを押すだけでよい。現代ではデジタル環境がフィジカルな修練にとって代わり、そのサポートをしてくれる。と、考えられる。
成果物は最終的にフィジカルなマテリアルに出力される。
おえかきと工作
「粘土は好きだけどお絵描きは苦手。」
「お絵描きは好きだけど工作は苦手。」
学校教育を体験した子供からしばしば発せられるこの言葉。
おえかきと工作に対するそれぞれの苦手意識はどこで起こるだろうか。幼少のころから慣れ親しんだ満足感の大きさの違いだろうか。他者からの称賛の大きさからくる快楽の違いだろうか。しかし、それはフロイトが言うように肉体を揺り動かすような満足ではない。
時に、頭の中に芽生えた創造の欲求は苦手意識を超えてまで手段を択ばない。絵を描いていた者が、どうしても立体を作りたくなる。
閉じた平面による立体の制作は粘土で立体を作るよりある意味大変な作業である。数学的知識も必要になり、直感的にフィジカルな作業ができないもどかしさがある。
ぬいぐるみの型紙(平面素材による立体)--------------------------
ぬいぐるみを作る上で一番大変なのが型紙作り
粘土などで立体を起こし、濡らした薄い紙などを貼り付けて乾かしてから展開したり、アルミ箔を貼ったりして型紙をとるのが一般的らしい。慣れれば適当な布をいきなり切って形を作って綿を詰め、気に入らない部分にダーツなどを入れてイメージに近づけるより彫塑的な方法へと進化する。
CADによるぬいぐるみ、手芸まとめ
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1302/25/news015.html
http://cad.vdlz.xyz/3dCad/Student/Student.html
造船のノウハウをアートに展開した会社 CIG ------------------
カプア、最近のステラの彫刻Kシリーズなどを手がける。もちろん建築も。(磯崎新氏のSIDRA TREESなど)
http://www.centralindustrygroup.com/about/projects/architecture/art
アーティストをサポートする会社 Gill Schmid Design --------------
http://gillschmiddesign.com/artservices.html
私たちのサービス
Gill Schmid Designは芸術家やデザイナーが彫刻、オブジェクト、インスタレーションの制作を手伝っています。その範囲は、デザインとフォームの発見から製造と加工、プロジェクト管理、建築建設と展示デザイン、そしてその間のすべてにまで及びます。私たちは、アートとデザインの制作と設置/展示のすべての側面に関わってきました。
「私はヴェロニカと15年以上一緒に仕事をしてきましたが、その間に彼女はアートの生産にとって非常に貴重な資産になっています。ヴェロニカは、初期の設計段階から、アウトソーシング、製作、作品制作の新しい方法やプロジェクト管理まで、作品が私のスタジオに到着するまで、そしてその後、展示デザインと展示に至るまで、関わっています。」
フランク・ステラ
ヴェロニカ・シュミット(オーナーシップ・ジル・シュミット・デザイン、以前はインポッシブル・プロダクション・インクLLC)は、2001年から国際的に有名なアーティストと緊密に協力し、ハイエンドのアート作品や彫刻の製作や製作を促進してきました。彼女はそれぞれのアーティストと密接に協力して、ユニークな芸術的スタイルと感性を理解しています。
彼女は、デジタル分野と従来の分野の両方で、多数の製造プロセスに関する膨大な知識を蓄積しており、3次元印刷(3x3x3メートルで最大の3D印刷彫刻を2008年に生産しています)革新的な多段階プロセスの調査と設定、最先端のデジタル3Dモデリングと彫刻を提供しています。
建築家やデザイナーとして、常に最先端のアイデアを手がけてきました。プロフェッショナルな経験と教授を通じて、幅広いデザイン/アーキテクチャー・メソドロジやアプローチに晒されてきましたが、常に伝統的/確立された歴史的な設計上の問題。コロンビア大学、ハーバードGSD、建築学会など15年以上にわたり、最も尊敬されている建築大学で高度な大学院デザインコースを教えています。
Gill Schmid Designは、現代的でエレガントで革新的なデザイン感覚で、ハイエンドの高級感を特色とし、種類豊富なデザインソリューションを提供しています。ヴェロニカ・シュミットは、デジタル製作と設計の専門知識を持ち、大規模な製作と建設に非常に精通しており、大規模な建築と建設とともに、小規模のジュエリー・プロジェクトから中規模および大規模の彫刻まで幅広いスケールに取り組んでいます。
ヴェロニカは過去15年以上にわたり多くのアーティストやファッション、ジュエリー&プロダクトデザイナーと仕事をしており、国際的なファブリック&エンジニアの印象的なネットワークを構築してきました。自社で製作するのではなく、プロジェクトごとに、プロジェクト/予算に最適なファブリケーターを見つけ、多段階のプロセスのためにさまざまな製造業者を調整します。彼女のプロジェクトマネジメントスキルは、発足時点からスタジオでの納品まで、アーティストによるポストプロダクションまで、展示デザインと現場での設置まで、最高品質の配信を保証します。
2017年8月13日日曜日
day #21768: 170809 外来種に占領される長池あたり
子供は子供だった頃、明日はいつも変わらずやってくるものと信じていた。
子供は子供だった頃、手に入れたものはずっと壊れずに一生一緒にいるものだと思っていた。
半世紀も過ぎれば街のありようは変わってしまう。
変わらずにそこにあると思っていたものが跡形もなくなくなり
いたるところにあるものがここにもやってきて
ここはいたるところに代わってしまうだろう。
コンクリで固まり
阪和線は高架になってずいぶん経つ
今年も繰り返す急ぎ足の夏の命
長池はミドリガメに占領された
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