2023年9月18日月曜日

230918 夏の終わりが終わらない

勅使池3号橋 18:00


ところで、
画像:森田 ゆかり さんの 2023年9月18日 7:40 facebook投稿より(注01)

母校が移転して、街なかに来るらしい。
もともと兼六園近くの赤レンガの兵舎を利用して開学したのが小立野の刑務所跡に建った大学。
移転前のお別れ会的なイベント,ワークショップが学内で行われているらしい。
「金沢彫刻祭 2023」
会期:2023年 9月 17日(日)~ 24日(日)10:00 〜 18:00
会場:金沢美術工芸大学 旧校舎 制作室Ⅰ(金沢市小立野5-11-1)

上の画像は、fb同級生の森田ゆかりさんが17日にイベント参加した報告にあげていた時の写真を拝借しました。
この場所を知らない人にとっては、取り立てて、どうということもない景色。
この場所を知ってる人にとっても、何か注視すべきモチーフや出来事が映ってるわけではなく「背景」としての光景で、どうということもない景色。
しかし、何気なく目に映っていて知らず知らずのうちに大脳皮質に貼り付いた光景が、脳みそのほかの部分を刺激する。
この建物、教室は明るいが廊下はどこも一様に暗い。プラトンの洞窟の比喩のようだ。2階の吹き抜けなど真っ暗だ。ガラスで覆われて明るい通路の21美とは対照的。この暗さは、雪雲が覆い暗さが一層増す冬の金沢の記憶に直結し、続いて雪除けされた塊が歩道に壁を作って視界が狭くなる北陸の冬の洗礼を受けた77年の正月明けを思い出させる。
その1年前の76年の雪のない早春、入試の面接待ちのベンチがここにあって、バイトをしていた上級生と話したことなどなどが脳みその別回路に接続する。

網膜に貼りついた像。。。
何気なく、見るとはなしに目がかってに見ている日常の視覚。重要な情報と意識しなくともその情報は脳みそに勝手に貼りついていく。



(注01) 写真引用元 ----------
森田 ゆかり さんの 9月18日 7:40 facebook投稿
photo-left
photo-right