キャラクターの世界観、特徴等練り上げたイメージラフから、イメージラフを元にフィギュア制作サイズ原寸の3面図制作へ。
3面図は正確なものではなくてもよいが複数の視点から眺めなければならない立体についての訓練のようなものであると同時に、原型制作時の設計図になるもの。
今年はこの3面図を実物投影機(書画カメラ)をホワイトボードに投影し、図の中に隠れている立体の要素を再確認する工程を設ける。
立体の制作に慣れないと、3面図を基にして作ることで四角い箱のような立体になりがちであるからだ。ホワイトボードに投影された図に赤で立体の要素を示すという個別のチェックを受講者全員にシェアすること。このために今回初めて使用した実物投影機は便利。なければビデオカメラを三脚に固定してプロジェクターにつなげば良いが、今回使用したものはライト付なのでより使い勝手がよい。
<2011.04/29>