2022年6月13日月曜日

220613 セグロセキレイとハクセキレイの幼鳥


近所では田植えも半分くらい終わっていて、あと十日もすれば夏至です。
田んぼや水辺では季節柄、巣立って成長途中の幼鳥を見かけることが多くなりました。
そんな幼鳥をみつけに夕方少しだけ折戸の田んぼから天白川へ。
本郷桜並木下の砂洲にはおなじみのセグロセキレイ、ハクセキレイ、コチドリなどが今日もいました。
ところでセグロセキレイとハクセキレイ、幼鳥は区別がむつかしいですね。
身近に住宅街でも普通に見かけるので、あまり意識してなかった鶺鴒、その幼鳥についてもほとんど注目していなかったのであらためて見てみようということに。というか、恥ずかしながらつい最近まで全身がグレーと白のセグロセキレイ、ハクセキレイの幼鳥を、ハクセキレイの成鳥と誤認していたのです。頬が白く、そのほかの部分はセグロセキレイと同じように黒いというハクセキレイの成鳥を、セグロセキレイと一緒くたにしていたのです。ハクセキレイという言葉の響きに騙されて全身が白~グレーの白っぽい鶺鴒をハクセキレイと思い込んでいたのですね。。ところがこの白っぽい鶺鴒が幼鳥だったのです。。




眉班が白く目立ち、頬が白っぽいのでハクセキレイの幼鳥?


こちらの個体は頬が白くなく眉班の白も少ないのでセグロセキレイの幼鳥でしょうか?
4月末にここで見た巣立ち雛ははっきりと親から給餌されていたのでセグロセキレイとわかったのですが。。

220428 荒池 オシドリ?、鷺コロニー、天白川 セグロセキレイ巣立ち雛

http://pavlovsdogxschrodingerscat.blogspot.com/2022/04/220428.html


近くでハクセキレイの成鳥が夕方の水浴びをしてました。この砂洲では背黒鶺鴒、白鶺鴒、両方の幼鳥が見られました。








画像下は少し離れた場所です。水が入って田植え前の田んぼに鶺鴒が4羽いました。
つい成鳥と幼鳥は同種のものが一緒にいると思ってしまいがちですが、どうでしょう?
ここにいた成鳥はセグロセキレイでした。すると近くにいる幼鳥もセグロセキレイかと思ってしまいますが、うーん頬が白っぽいのでハクセキレイの幼鳥?曇天夕方の画像が荒くはっきりしません。
もともと大陸から広く分布するハクセキレイの近縁種として日本固有種のセグロセキレイですからより区別は難しいのでしょう。しかし交雑は今のところ認められていないとwikiに記されています。
ところで、名前を付けて分類するとは?

下段、拡大



おまけ、今日のコチドリ
この場所では2‐3羽のコチドリをいつも見ることができるのですが、雛への警告音を発する声は聴けません。本郷橋辺りではもう少し砂利が多い中洲になってますが確認できませんでした。




天白川本郷周辺 17:25-18:05


2022年4月末頃から近所で見かけた野鳥の雛、幼鳥リスト
05/20 バン、
05/27 コチドリ、