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「荒池のレイヤー」の始まりは一年前の投稿です。
同じ時期にレイヤーの構造についてこのような投稿をしているということは対象の環境が同じような状況であるともいえるのです。そしてそこから発展して絵画空間のことに発展していくということも同じ反復なのです。
「・・・この笹原越しにデータを画像処理していると笹原面のレイヤーが絵画でいうキャンバス表面で、同時にPCのディスプレイ画面でもあり、その奥に浅い画箱が存在してそこにオシドリがいる浅い空間をひたすら奥行きを確認するようにフォトショ処理していると、これはまったくセザンヌ先生が毎日エクスの風景に向き合って成していたことはこのようなことだったのかと、100数十年遅れて追随してるに過ぎないというような絶望感に駆られたりするのよ。絵具とフォトショという道具こそ違え、まったく古臭い伝統的なことを行ってる。誰かによって耕された跡の道を歩いて、なお何か落ちていないか探してるような気分になって滅入ってしまうのよ!」(本文より)
220211 荒池のレイヤーと奥行き(#オシドリの群れ #トモエガモ初見)
2022年2月11日金曜日