橋本の祖母から母に伝えられた料理。
もともとは、金沢から来ていたオトコシが橋本の家に伝えた料理という。
そのオトコシが言うところによれば故郷ではたいそうなごちそうだったらしい。
幼少の頃から食卓によく登場したが、なすのむにゅっとした食感で好きになれなかった料理。
なすが子供が嫌いな野菜の上位に登場することもうなずける。
ただ、どんな味だったか?記憶が曖昧。
金沢に居た時もそういうメニューに出会った記憶がない。民間に伝わる家庭料理か。
大阪から干しえびを送ってもらい、自身であらためて料理することにした。
レシピ(一人分)----------
なす 1本
干しえび ひとつかみ
そうめん 1束 (100g)
調味料:なし (干しえびとそうめんの塩分のみ)
1)なすを厚めに輪切り、なべに干しえびと一緒に入れ、水から炊く。
2)そうめんをゆでる。
3)1と2をあわせて完成。
* 盛り付け後干しえびをさらに3~4個振りかけても食感の違いを楽しめる。
干しえびとそうめんからの塩分のみで料理するため調味料は不要。
茄子を炊く時の干しえびからの海の香りがなんともいえず食欲をそそる。
熱々でなく、少しさましてからの方が美味。
幼少期、食べた味はこんな味だったか?
ぜんぜんおいしい。
しかしこの料理、金沢の料理なんだろうか?