2018年6月9日土曜日

アバター

突然、FBに流れてきた村田仁さんの描いた絵に驚きました。
ぼさぼさ頭、目、口元の表情、、30数年前の自分の顔にそっくりでした。正確には30数年前、自分が見慣れた鏡の像です。モニター画面からこちらを見つめる画像の目は鏡を見ている自身の目と重なり、見れば見るほど鏡を見ているように感じます。
しかしその絵は単純化された線の集積にすぎません。写真のように情報量が多い画像ではありません。しかしなぜ私は自分の顔にそっくりと思ったのでしょうか。
単純な線の集積で情報量を低くした画像は、写真を基に解像度を落として作成されたわけではありません。偶然に線の集積が誰かの顔の特徴をとらえたのです。
このことは、ウォルトディズニーのアニメーションをその高精細情報量を独自の手法で単純化した情報量と、それを補う手法によって対抗した日本のアニメーションに見られる状況と似ています。

アバターはいくつかの特徴あるキャラクターをアイコンに置き換えSNS上コミュニケーションの時短ツールとして役立ってるように見えます。



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当然、30数年前に村田仁さんとは面識ありませんが、線の集積が誰かのいつかの顔に像を結ぶ不思議。