2022年4月26日火曜日

220426 シマアジ @勅使池

 

2022/04/26  09:22 





結構トリッキーな顔です。白い眉班は茶色い目を避けるように少し湾曲していて、目の存在を隠しています。

昨夕の画像に写っていたので、朝一番6時半に観察舎に来ましたが、コガモが3羽びっくりして飛び出しただけでいつもの鷺鴨の休憩場所には鵜も鷺も鴨も何にもいません。
7時頃になって15羽ほどの群れが旋回しながら、一部がアオサギコロニー下あたりに着水しました。コガモが6羽くらいですが、旋回してた群れはもう少しいたはず。しばらくしてハシビロがやはり数羽、朝食から戻ってきました。カモ類も夜行性なので早朝までは近所の田んぼなどで採餌してるのですね。ちょうど田植え前、田起こしが終わって水を張ったところもあり田んぼの餌は豊富なのでしょう。こんなに早く勅使池に来たことはなかったので、水鳥がいない風景も驚きです。
しばらくして昨朝ここで撮影をしていた人が、「こっちに着水したよ」と神社下あたりと教えてくれましたが、その後対岸の4号橋過ぎたあたりからこちらに注視してる人が増えてきたのでコガモの群れに合流したかと観察舎のあたりに戻ると、移動中泳いでいるところでした。♂単独です。
コガモと同じくらいの大きさで、コガモと一緒にいるようですね。そのうち首を突っ込んで寝始めた姿は白い眉班のカーブとコガモの頭部構造色のカーブが同じで、この部分に模様が入ることの共通点を考えてみようと思ったり。

今日は昼前くらいから雨の予報で、空は雲に覆われ暗いですが、しばらくして少し雲が薄くなりだいぶ明るくなったので、観察舎の対岸の方に移動して撮影した図鑑写真です。太陽の位置は逆光ですが曇り日の明るさでは逆に雲がトレぺの役目をはたして光を拡散させるのか、それほど悪い光線ではありませんでした。
昨日の投稿は遠すぎて首から胸にかけてえんじ色のベタになっていますが、昨日よりは近づいた今日の画像では複雑な羽毛の模様がようやく見えましたがバカチョンではここまでが限度です。



しかし気になるのは、この場所がアオサギ、ダイサギ、ゴイサギなどサギ類数種のコロニーとして抱卵が見られた3月末までと打って変わって、今では巣が空っぽだということです。

------------