2023年10月20日金曜日

231020 荒池オシドリ

 

数えると84羽。東岸に行った数羽と合わせて約90羽。



大阪に行っている間にオシドリがいつもの荒池に飛来していました。
13日日没頃に見に行ったときは未着でしたが、14日の平針探鳥会の時は♂2羽が確認されたようです。ということで今期は10/14 飛来日で昨年より4日遅れです。
今日の夕方日没前にカウントしたら約90羽飛来です。
東側の茂みの方に数羽の群れが移動していきました。3グループくらいに集まっていますね。



今日のイソㇶヨカップル。
換気扇から囀る声。窓をそっと開けると換気扇下の1Fひさしに♂と♀。こちらを見つけて飛び去る。
13:32








孤独な蟻は群れの蟻より早く死ぬという実験結果











2023年10月13日金曜日

231013 朝にカケス、夕にキビタキなど

 09:34 勅使池

勅使池3号橋より

ドングリ銜えていったり来たり
冬に備えて蓄えてるのですね。

コンデジでは追いかけきれません。
これが限界ですが、基部の青い羽根から翼外側が全部見える状態、解像度とピンが来ていれば、、








wikiより
カケス(橿鳥、懸巣、鵥、Garrulus glandarius)は、鳥綱スズメ目カラス科カケス属に分類される鳥。
学名はラテン語で Garrulus が「おしゃべり」、 glandarius は「ドングリ(の好きな)」を意味する。
食性は雑食で昆虫類が主食だが果実、種子等も食べる。他の小鳥のひなを食べることもある。また信州・美濃地方では「カシドリ」の異名もありカシ、ナラ、クリの実を地面や樹皮の間等の一定の場所に蓄える習性がある。冬は木の実が主食となり、蓄えたそれらの実を食べて冬を越す。しかし貯蓄場所に戻らないこともあり、それが森の再生に重要な役割を果たしている。



16:40 荒池

左上:マガモ♂とカルガモ、右上:あまりにも遠くてわからないけど写っていたのはノビタキ?それとも?ジョウビタキ?まさかのベニマシコ?イスカ? 下はいつもの住人カワウとカイツブリ

どさっと重たいものが草むらに落ちた音の主を探していると、
キビタキ♀ 
でいいのかな?
















2023年10月11日水曜日

アカゲラのあいまいな性

2023/10/10  10:02  勅使池3号橋より


季節は寒露、鴻雁来(こうがんきたる)雁など冬鳥が北から渡ってくる頃なんですが、今年は水鳥の渡りが遅いですね。
近所の荒池のオシドリ、昨年の飛来は10月10日でしたが今年はまだカモ類は何もいません。
さすがに、つい先日まで30℃越えの最高気温が続いた長い夏のせいでしょうか。

2023/10/10 荒池

伊良湖のサシバなどの鷹やヒヨドリの渡りはピークを迎えてるのに対し、毎日リハビリウオーキングに行く勅使池では冬鳥の水鳥はコガモとマガモなどほんの数羽だけです。
それでも8日には伊良湖からも渡りをするアサギマダラが1羽舞い、アカゲラが飛来しました。


2023/10/10  09:40~10:30 約1時間ほどの朝食



アカゲラのあいまいな性


 ところでこのアカゲラ、昨日撮影した画像を拡大してみると後頭部に赤い羽根がないので♀なんですが(♂は後頭部、首に近い部分が赤い羽根)、後頭部の少し前が刈上げのように禿げあがってます。
そして頭頂部に対になった赤い斑点のようなものが見えます。



同じキツツキの仲間であるコゲラの場合、この小さな赤い斑点のような羽根は♂の印しということです。
コゲラのこの赤い斑点のような羽根はなかなか見つけられないですが、検索した画像では目の後方あたりで、このアカゲラのように頭頂部ではありません。
それではこの画像のアカゲラの頭頂部にある対になった赤い斑点のような印は??
♀なんだけど♂?的な印???
それとも、単に幼鳥から第一回冬羽に移行中のエクリプス??
(* 幼鳥の場合頭部の前の方から頭頂部にかけて赤い羽根で覆われています)


性差って?


 鳥の場合、卵を産むのはXY染色体をもつ方で、派手な羽根アピールし、きれいな声で囀り、縄張りを守るのに躍起になるのはXX染色体の方ということです。
(*混乱のため、鳥ではXYをZWに、XXをZZと置き換えてるらしいですが)
ヒトの場合、雄(=子供を産めない)はXY染色体、雌(=子供を産むことができる)はXX遺伝子。つまり鳥類はヒトなど哺乳類とは♂♀の染色体の組合せが正反対なんですね。
というか、♂雄、♀雌というのは単なる方便で、染色体の組み合わせこそが性差であると言えるのかもしれません。

 卵が成長する時の温度によって性差の比が変わるカメやワニ、社会的状況によって性別が決まるベラ科の魚、出会ったとたんどちらかが♂もう片方が♀になるミミズ、などなど、バイオロジカルコレクトネスでは性はあいまいなものが珍しくありません。性差を決定する要因は様々あって複雑なんですね。
私はポリコレに対しバイオロジカルコレクトネスの立場で、LGBTQ法案には反対なんですが、T Qに対する科学的証明と社会的制度に問題があると思うのですが、それは置いておいて「生物学的正しさ」とつぶやいてみると、、性差の決定がこれほどあいまいなことだったのかと改めて直面したのでした。





引用、参考





2023年10月8日日曜日

231008 寒露アカゲラ飛来と熟柿目白

 


寒露、鴻雁未だ来ず。勅使池に飛来したのはアカゲラでした。
3号橋はカケスのドングリ加えて飛行狙いのトリヤさんでいっぱいです。8時半頃にはキビタキ、シジュウカラ、ムシクイなどの群れが北から南へと水面をまたいで飛びました。動きが早く、目まぐるしくて撮影できません。


この後ろ姿は?キビタキ♀?それともノビタキ?まさかジョウビタキ♀ではないよね。

コサメビタキもフライングキャッチを繰り返し南側の枯れ木が定位置です。。









それから1時間後の9時半、北側の林に来た白っぽいハトくらいの鳥が飛来。アカゲラでした。3号橋ステージの北枯れ木に入りました。














しばらくして、水面をまたいで南側に。カケスのいる奥の方に行ったかと思ったら橋近くの枯れ木に出てきました。

木を上から下につつきながら忙しく移動しています。
下まで行ったらまた上に移動。そして木を替えて隣の木に。















地面から1mくらいの低いところまで下りて木をつついています。
そして再び上っていき、頂上で糞をして、奥の林に飛び去りました。
10時過ぎまで約40分の朝食でした。








熟柿目白



熟柿に群がるメジロを見ると、熟柿には目がなくかぶりつく自身とかさね、非常に親近感がわきますね。


おまけ、アメノメイガ
このボルタリング向きポーズのアメノメイガ、反り返る姿勢でとまる姿はアカゲラに似ています。
尾の方で支える筋肉の使い方。。















二匹目のドジョウを狙って行ったキビタキ水浴びは振られました。


2023年10月6日金曜日

231005 道の水たまりでカップル水浴び

 


昨日夕方、道路の水たまりで車が通るのを待ちながらカップルが水浴びをしてました。
日没30分前、暗くてボケボケですがキビタキ初撮りということで。

神社わきにバイクを止めて、いつもならそのまま観察舎の方に行って池脇の遊歩道を歩くのですが、昨日は観察舎の方には行かず、道路を西の方に歩いて勅使池西南角の方に。
薄暗いトンネルのような抜け道水たまりのところに小さな鳥が2,3羽、道に降りたり林に行ったりを繰り返しています。
そのうち鮮やかな黄色がちらっと眼に入りました。キビタキ!
鳴き声はいつも聞くのになかなか姿をはっきり見たことがなかったのです。
♂は大きな水たまりの方が気になっていますが。
道の真ん中なので車が来ると危険です。キビタキにとっては少し深いし。。






車が通るとサッと両側の林に逃げますが、車が行くとすぐ戻ってきます。4羽くらいが地面に降り立った時もありましたが、結局水浴びできたのは1カップルのみ。
わきの小さい水たまりです。
♀が先に、その後♂が水浴び。
交互に見張り役をしながらの水浴ですかね?






 この道、豊明側から名古屋市緑が丘側に抜ける抜け道で一部未舗装。坂を上りきったところは愛知用水のサイフォン暗渠で両側に用水がそびえています。
抜け道なので知ってる人は知ってるけど未舗装で凸凹なので車はそんなに通りません。




キビタキカップルが水浴びをしていた小さい水たまり、今朝、見に行ったら涸れてました。
横の林から地鳴きは聞こえてきますが見えるところにはでてきませんね。







2023年10月4日水曜日

231004 雨宿り

 

木陰で雨宿り。オシドリ 未だ来ず。昼には珍しく90越え

アミガサハゴロモ類似の外来種 Pochazia shantungensis(和名はまだない)


先日、写真がやっと撮れて投稿した小さな小さなヘンテコな虫の話の続きです。
230914 /10:14 大白星羽衣の幼虫ではない?名無しの権兵衛

2023/10/03  12:20  Pochazia shantungensis成虫 勅使池にて

昨日、成虫見つけました。
この池を一周囲っているセメント製の柵(クヌギ擬態)でしか見ていないですが、柱天面の塗装の剝げや気泡の小さな穴に幼虫予備軍がびっしりついていますね。1年に何度も繁殖するようです。この池では6月頃に見つけて写真撮ったけど小さすぎてピン合わせが難しかった。
拡大して表面のテクスチャーを見ると人工セメントクヌギより、木彫っぽく見えますね。



緑っぽい粉で覆われてなく、赤錆っぽい色というのがアミガサハゴロモと異なる種ということらしいです。


230914 /10:14 幼虫
 しかし、すごく小さいながらもへんてこりんですごく目立つ幼虫(写真左)に比べ、成虫は渋いですね。
幼虫見つけて興味持って、なんだこれは!?と思ったのが始まり。ググって成虫のイメージ記憶してたら偶然、普通にいたんですが、僕でも見つけられるんだからもうすでにかなり侵略されてそうですねw!

 地味で目立たない成虫をたまたま見つけれたのは私の視線が正面上に向かわず、絶えず下方向に手すりを意識し、手摺に手をついて休憩休憩しながらしか歩けないリハビリウオーキング故ですね。この池の一周2.7km はトリヤさんのほかに圧倒的に多いのは健康寿命延ばしたい老夫婦や健康意識高い系ランニングパーソンなので誰もこんな柵の柱の上とかに注目してないですね。柵の存在すら目に入ってないかもしれない。みんな目的を見て走ったり歩いたりしているように見える。僕より年配の人が汗だくで必死に走っている。そういった健康人に比べれば自身の今が情けなくもなりますが、一方でよぼよぼと視線をした方向に手摺を頼りに歩いてるからこの変な虫にも出会えたわけで、そう考えると自身の今の状態もまた何かの発見につながる要因であるな と不自由な身体をポジティブに納得させるのでした。

 池の周囲は様々な樹木に覆われていて、その木々から手摺に落ちてきてると思うんですが、結構この手摺に多く見られるというのは気に入った樹木があるわけではなく、繫殖は天然木とか関係なくどこでもよいという感じですね。ネットでいろんな記事を見ると栗の木に多いとか○○の木を好むとかありますが、韓国のリンゴ果樹園とかで害虫扱いされてるのを見ると、いたるところで何度でもという繁殖力が勢力拡大の要因という当たり前の事実を見せられる思いです。

 それにしても、大白星羽衣(オオシロホシハゴロモ)という名前かっこよかったのに。。
ネット上では幼虫がオオシラホシハゴロモとされてるのがいくつか見られますが、成虫になると明らかに違いますね。
オオシラホシハゴロモ
あのハゴロモの幼虫は、オオシラホシハゴロモではなかった!

ググると、2018年頃から日本各地で見受けられ初め、岐阜の先生が詳しく解説しています。

Pochazia shantungensis
ウィキペディア(英語)から翻訳
Pochazia shantungensisは、ハゴロモ科のウンカの一種です。
それの別の学名はRicaniashantungensisであり、より一般的には茶色の翼のあるセミとして知られています。
この種は農林業の害虫と見なされています。主に浙江省の沿道にあります。山東省の果樹園でも見られます。 

2023/10/04