2014年6月12日木曜日

鏡の回廊 ~ Mirror Wall of SIGILIYA Rock


シーギリヤ・ロックの中腹にある回廊の壁はミラー・ウオールと呼ばれる。
ふもとから見上げると、天然岩山にひときわ目立つ直線的な人工構造物が、この岩山がただならぬ場所であることを主張している。
カーシャパ王朝の頃(5世紀)のもの。
高さ約3m 。真珠のような輝きと鏡のような光沢がある。
ミラー・ウオールの上部は、シーギリヤ・レディのフレスコ画があるパインティング・バンド。

「地球の歩き方」によれば、レンガを芯に漆喰が塗られ、その上に大量の卵の白身と蜂蜜と石灰を混ぜたものが上塗りされ、その表面を磨きあげて造られた、という。

蜂蜜なのか、蜜蝋のことか?

壁の反対側の岩壁には美女のフレスコ画があり、このミラー・ウオールに映る仕掛けになっていたらしい。

この壁にはダートゥセーナ、カーシャパ、モッガラーナの興亡物語の叙事詩や、壁画の乙女たちの姿やシーギリヤ・ロックの雄大さを称える詩が彫られている。
7~11世紀の間にシンハラ文字で685点の感嘆の詩でありシンハラ語の発展形態を示しているとして注目されている。








History of SIGIRIYA Rock
http://pavlovsdogxschrodingerscat.blogspot.jp/2014/06/history-of-sigiriya-rock.html


SIGIRIYA LADY ~ Paintings of the Apsara celestial nymph
http://pavlovsdogxschrodingerscat.blogspot.jp/2014/06/sigiriya-lady-paintings-of-apsara.html