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2023年7月26日水曜日

「レアメタル」


 

 『すなわち需要に比べて供給が少ないわけではない。逆に、潜在的な供給可能性に比べて需要が極端に少ないのである。』

「レアメタル」は希少という誤解
2023年07月25日(火)17時05分 
ニューズウイーク日本版
丸川知雄 コラム中国経済事情

「石油が枯渇する」にも似てトリッキーな情報戦の餌食になるのは、ひとつに日本語が日本でしか通用しない独自な言語で、多くの人々は英語にアクセスせずとも生きてゆけるという情報鎖国状態であるから?それともトリックを分かっていてもそっち側の利権で潤うから?あっ、石油の枯渇はグローバルな話か。

13年前といえば、大陸のサプライチェーンで磁石を使った商品の開発していたけど、レアメタルだからと結構値上げがあったことを思い出した。





2023年4月27日木曜日

230427 おはよー

おはよー
Good morning !
ピーチャウピーチャウピチピチピチピチ
おはよー

06:53-54



15:44

23:23


終日籠って原型制作

2023年4月24日月曜日

230424 蛙目粘土を買いに、からの、土鍋か電気自動車か

1987年頃、赤津



在庫の粘土が少なくなってきたうえに、今年になってやたらと原型の依頼が多く、しばらくなかった15㎝大の大きさのものもいくつか作成依頼があるので、品野の窯業原料屋さんに買いに行った。
最後の大学の授業の時もここで仕入れてたが、木節粘土水簸プレス1枚15kgで¥1,600-、在庫なくなり次第¥2,200-に値上げとのこと。(発送の場合、佐川の送料¥900-)
以前(といっても2015年くらいが最後だからもう7年前になるが)はアトリエ近くの鉱山に直接買いに行って蛙目粘土水簸プレス1枚300円くらいで5-6枚注文で運んでもらっていたが、さすがに一枚買うのに運んでもらうのもなんだし原付で行ったのだが、、、、
値段を見れば5倍~。・・・!






しかし事はもっと深刻で、土鍋の産地、萬古焼の危機につながるのである。




木節粘土・蛙目粘土


 この地方の原型師は、中国・ベトナムのようなワックス入り油土やフィギュア作家のようにオーブンを使うPVC素材のスカルピーなど使わない。陶磁器の型取り素材である石膏との相性や肌理の細かさが精細な彫塑に向くこと、表面仕上げの容易さ、何よりも直感的にサクサク作れることにより木節粘土、蛙目粘土を使用する。
 というわけで原型を作る材料として知った陶器用粘土「木節粘土」「蛙目粘土」。陶器の素地の生成に使われているだけと思っていたが、釉薬作成時にも使用する。よって窯業原料としては粉末でも売っている。
ガエロメネンド=蛙目粘土〈がいろめねんどとも呼ぶ)はカオリナイト鉱物を主成分とする花コウ岩,花コウ斑岩などを母材としてできた風化残留粘土で、粘土に含まれる石英粒子が雨にぬれ,カエルの目のように光るので,この名前が付けられたという。注1
 そしてこの蛙目粘土、萬古焼の土鍋などの耐熱陶器のプロダクトにはキーになる材料として登場する。土の産地→製品の産地であるから当たり前といえば当たり前ではあるが。

 低温の陶器は結構難しいプロダクトであると感じたのは、大陸の工場で生産を委託していた時に何度も経験した貫入や釉薬剥離、シバリング問題。基本的には生地の熱膨張率と釉薬の熱膨張率があってないことによるが、白雲(ドロマイト)や半磁器は本焼成温度が磁器ほど高くないため(釉薬と生地の融点が近いため)原料調合が難しいのだと直感的に感じていたが、温度管理は窯のどこにいれるか場所によっても異なるしその範囲の中で釉と生地の熱膨張率をコントロールするのはかなり繊細な感覚が必要だと思う。磁器などの本焼成が高温のものの方がある意味容易であるのだろう。
愛知県陶磁美術館にもある徳化窯の白磁観音像。宋時代に始まる中国白磁、明・清時代を通じて生産された徳化窯は中国を代表する陶都であるが現在の徳化は陶磁器全ての生産に優れているわけではない。磁器や白雲といった材質や温度の異なる陶磁器の生産で一時代を築いた愛知県瀬戸とはこの点が大きく異なると感じる。現在の徳化、中国福建省泉州市徳化県もまた陶磁器の産地の一つである。しかし、中国での低温の陶器、ドロマイト(白雲)は特に注意である。


土鍋か電気自動車か


 土鍋などは陶器と磁器の中間の半磁器という分類になっているが、食器カテゴリーでの製品に多いため、電子レンジやIH、直火対応など使用環境の過酷な熱環境に耐えなければならない品質が要求される。

土鍋で有名な四日市の萬古焼、昭和34年一部のメーカーではペタライトを陶土に40-50%配合することで低熱膨張性耐熱陶土の開発に成功したという。筆者自身80年代末頃には勤務先で土鍋の絵柄デザインに携わってたので四日市メーカーさんから来た素焼き生地に直接下絵付けしプロトタイプ作成したことを思い出す。(そういえば83年、初めて自身がプロダクトのデザインをした花器も四日市のメーカーさんで生産委託したものだった!ことを思い出したが、これはまた別の話)

ペタライト  Petalite(葉長石)LiAlSi4O10
発見は1800年、1817年この石からリチウム元素が発見される。

耐熱土、耐熱釉の調合に使用されるペタライトは携帯電話や電気自動車などへのリチウムイオン電池の需要で価格が高騰。(2017年¥100-/1kg が2023年には ¥1,000-/1kg に)
四日市にペタライトが入ってこず、一部メーカーはペタライトなしの耐熱陶器開発に向かっているという。
土鍋の生地には木節粘土や蛙目粘土が使用されている。そして蛙目粘土にはペタライトが混じっている。花コウ岩,花コウ斑岩由来の風化残留粘土である蛙目粘土であるから長石が混じってるのは当然といえば当然だ。しかし、ペタライトなしの開発には、あらかじめ蛙目粘土に入っているペタライト分を取り除かねばならない??・・・
 いずれにせよ、昨今の化石燃料燃焼によるCO2排出が目の敵にされ、(というか、排出量売買やゴミ輸出を見ればそのからくりが見える経済覇権争いのためのプロパガンダによって)電気こそがクリーンな未来を保証するというプロパガンダ。
「電気を制する者は世界を制す。」という流れの中、充電電池がキーになっている。


中国企業がアフリカ「リチウム鉱山」買収の背景
政情不安のジンバブエにリスクを取って投資
2022/02/25 22:00


四日市のペタライト輸入先はジンバブエ、ブラジルからという。


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注1 :世界大百科事典 第2版 「蛙目粘土」の意味・わかりやすい解説
がえろめねんど【蛙目粘土】
〈がいろめねんど〉とも呼ぶ。カオリナイト鉱物を主成分とする花コウ岩,花コウ斑岩などを母材としてできた風化残留粘土。
粘土に含まれる石英粒子が雨にぬれ,カエルの目のように光るので,この名前が付けられた。おもに窯業原料として用いられる。
この粘土は,カオリナイト鉱物を主成分とする一次粘土(一次カオリン)であるが,石英,長石,絹雲母を多量に含むものもある。
蛙目粘土中の絹雲母は〈きら〉と呼ばれる。愛知県,岐阜県,三重県などに産する。

 

軟質粘土では亜炭片を含有するものを木節粘土(きぶしねんど)といい,粗粒石英を含有するものを蛙目粘土(がえろめねんど)といって,愛知県を中心に三重県,岐阜県などに産出する。蛙目粘土は粗粒石英を除くために水簸(すいひ)し,水簸粘土として使用される。…

【多治見[市]】より
…市域は土岐川沿いの平地と美濃三河高原の丘陵地よりなる。蛙目(がえろめ)粘土,木節(きぶし)粘土と呼ばれる良質の陶土を産するため,



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関連ログ ------------
MADE IN OCCUPIED JAPAN
2017年12月6日水曜日
day #21141: 151120
2016年1月7日木曜日
About KEWPIE DOLL and SETO NOVELTY
2015年8月15日土曜日
150308【「記述」されたこと、「記述」されぬもの】「愛知ノート」
2015年3月24日火曜日
祖母懐土と蛙目(ガイロメ)の展示写真
140629 「魅惑の陶製人形」展 (愛知県陶磁美術館)
2014年6月29日日曜日
2009年徳化の画像あり
貫入と釉薬剥離 -dolomite production
2013年10月3日木曜日
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2023年1月6日金曜日

230106 NZ 年始初授業(ジェスモナイト注型)番外編/ハンドレイアップ

年始初めての授業は、できあがった型に樹脂を注型する工程。 
型の鋳込み口、空気抜き溝等チェックしたら樹脂の準備。どれだけ材料が必要かをまず計算。


型取り終わった原型を砕いてカップに入れ体積を量る。
→ 原型体積(cc) x 1.7=ジェスモナイト必要量(g) を割り出す。
→ ジェスモナイト必要量からリキッドとパウダーの分量を割り出す。
リキッド:パウダー=1:2.5
→ ダマができないよう素早く混合し、型に鋳込む。


 ジェスモナイトは粘度が高い材料なので、小さい鋳込み口、細い鋳込み口の型には鋳込みにくい。無発泡ウレタン(レジンキャスト)の水のような流動性に比べると、石膏やセメントに近い感じです。小さく繊細な部品が多いフィギュアの注型にはちょっと向いていない感じですね。また、ウレタンやポリに比べても樹脂特有の粘り気がない感じで細い部品は折れやすい。
この水性樹脂、何かに似ていると思ったら、リキッドはリキテックスのジェルメディウムのような感じで、パウダーと混ぜたものは同じくリキテックスのモデリングペーストに似ています。水性アクリル樹脂なんだから当然と言えば当然ですが。さすれば、粘度を低くするにはパウダーとリキッドの比率を変えるのではなく、比率はそのままで、水を少量添加することで可能かもしれないですね。硬度、強度に影響があるかもしれないが、水分を蒸発させれば比率的には変わらないのであるから硬度、強度的にも問題ないはず。次回実験の価値ありですね。

 もともと大型の造形物用に開発された材料でしょうが、近年ヨーロッパではポリのFRPなどに替わって「環境に配慮した」素材を謳い需要が拡大してるらしい。UKのテートモダンで展示されたカラ ウオーカーの13m高の噴水 参照(1) がこれで作られているという。この作品では「リサイクル、再利用可能な素材で、非毒性のアクリル樹脂、セメント複合体」と紹介されているページもあり、素材自体に政治色が張り付いていると言えなくもない。

参照(1)
コロナ渦の期間中イギリスのテートモダンで展示されたカラ・ウォーカーのフォンス・アメリカナス(カラ ウォーカーによる 2019 年のヒュンダイ コミッションの詳細)
Kara Walker's Fons Americanus
Delve deeper into 2019's Hyundai Commission by Kara Walker


FRP ハンドレイアップによる大きな造形


 一般的な大型の造形物は不飽和ポリエステル樹脂が一般的だ。身近なところではバスタブやボートなど大型で軽量かつ強度が必要なもののために開発された材料は、他の技術と同じく元は軍事技術からの転用だ。1930年に救命ボートの実用化がこの技法が広まるきっかけになったという。グラスファイバー+不飽和ポリエステル樹脂による含侵成形=GFRP (Glass Fiber Reinforced Plastics =ガラス繊維強化プラスチック)
CFRP (Carbon Fiber Reinforced Plastics =炭素繊維強化プラスチック)はカーボンファイバー+エポキシ樹脂でF1の車体や飛行機の部品、ゴルフクラブのシャフトなどに使われている。

  
"Pelvis"  1992,1996 kiminari Hashimoto 「街は今アートで溢れる」1996年 一宮本町商店街での展示 大きさ約4x5x1.5m GFRP


昨今、有機溶剤系の材料の風当たりが強い。確かに硬化時に強烈な臭い、ガスを出し、身体にいかにも悪そうではある。コバルトなど火気厳禁で毒物指定されている薬品を使用するのでちゃんとした知識がないと危険である。

グラスファイバーにポリを含侵しての積層
  









参考(2)
原爆ドーム 1/100模型の原型とポリレジン(不飽和ポリエステル樹脂+炭酸カルシウム)注型による模型の制作
dome project HIROSHIMA
http://pavlovsdogxschrodingerscat.blogspot.com/2015/11/dome-project-hiroshima.html





2022年12月21日水曜日

221221 NZ



2022/12/21 午後から3,4,5,6限追加延長で年内終了。
選択授業、以前は希望者23名maxそれ以上は抽選でお願いしていたが、最期ということもあり受講希望者41名全員を受け入れたらやっぱり大変なことになって、終わらない。

「先生、手に付いたシリコンはどうしたら取れますか?」




 橋本 公成
2022年12月22日 23:30 
プライバシー設定: 公開

2020年11月14日土曜日

201114 今日の服装



今日の服装。自宅からオンライン。
+ハーフミラーとスマホでTeamsを開けば視線ずれずに手元作業ができるだろうに。しかしガラケー。
とりあえず養生テープで固定。20年前はもっちょっとメカメカしく作ったのに。。。まぁ、三脚より良いかもということで。。




fb-橋本 公成
2020年11月14日

2019年4月24日水曜日

商品研究190424 空気の缶詰





商品研究190424/ 空気の缶詰 ------------

モノに対する価値は時間に対する価値
と投げかけてみる。

モノに対する価値とは何でしょうか。
自分で作ると時間や手間がかかるもの、作る上での経験という時間を、他者が肩代わりしてくれたこと=時間に価値を認め、その対価を支払うというふうに考えることもできます。自分で作ればできるようなことを、あえてそうしないで他者が作ったものを消費する。産業革命以後の大量生産による分業化によってもたらされ自給自足の構造が変化した。その結果、人は自給自足の時より余剰の時間が生まれて、「他の事」に時間が使えるようになった。暇ができた。
また、産業革命は地球規模での人の大移動を加速させた。ここにない珍しいものが、移動手段の発達によって手に入るようになった。



商品とは「時間」と「空間」を売るものである。
と投げかけてみる。

ブラックホールの映像が公開された今日、「空間」は「時間」に収束されると言ってもよいでしょうか。少し乱暴な言い方ですが空間とは時間のことなのです。その観点に立てば「時間と空間を売る」とは「時間を売る」と言い換えてもよいかもしれません。
土産と書いて「みやげ」と呼ぶように、違う土地、空間に行ってその時、その土地の特産品としてそこでしか買えないものを持ち帰ります。しかし、土地の特産品とは何でしょう?全くそこでしか採集できないものもありますが、伝承した長い時間の中でどこでもあるものを加工したものもあります。そういったものは伝承した技術という「時間」に価値を見出していると言えます。つまりモノに時間が内包された同時表象がなされていて、そのことに価値を見出していると考えます。
40年来、商品企画に関わってきた経験から思い出せば20数年前すでに「もの消費からこと消費へ」と言われていたましたがインバウンド景気に浮足立つ今日の日本で、このことが再浮上しています。毎年あちこちの地方でトリエンナーレやビエンナーレと称して行われるアートイベントもまた「こと消費」のためのネタの一つになっています。これが「関係性のアート」というものでしょうか?



価値、金銭の対価は「時間」に対して支払われる。
と、投げかけてみる。

このことを計算したのは、かつて中国福建省の温州から長距離バスに乗って広東省の潮州へ行った時のことです。温州から潮州へは飛行機の便があるくらいの距離で、1時間くらいのフライトです。その値段は当時1万円ちょっとだった気がします。長距離バスは途中いくつかの都市で人や荷物を積み目的地には6-7時間くらいかかったようです。値段は2千円くらいだったように思います。長距離バスに揺られながら、所要時間は値段に反比例する交通手段をいくつかの都市間にあてはめて計算して係数を割り出そうと暇つぶししていました。
一方、インバウンド景気の現在の日本では、数年前に見られた爆買いという「もの消費」が落ち込み、「こと消費」へと変化していると言われています。これは極端に言ってみれば「暇つぶし」という時間の消費です。
空間の移動としての時間に対する対価と「こと消費」における時間の消費。限られた一生という時間の中で有意義に過ごしたいという欲望の時間の表れが同じ時間というものに対して正逆両方の矢印を並列させながら存在しています。




「時間」「時」の価値を整理してみる。
1)「こと」を行うために消費される時間の長さに対する対価
  現在の社会においては消費される時間の長さは短いほうが価値は高く、金銭価値は高い。
2)ある一つの「時」「時代」「日時」に価値を見出すものに対する対価
  (人それぞれによって価値が異なる)
  実用的な「もの」に対して自分がいたという存在証明的な自己完結型の価値と言ってもよい。時に他者とのコミュニケーションのための話のネタとしての価値。
3)「ひまつぶし」を補うものに対する対価
  「ひまつぶし」を上品な価値に置き換えるもの→学問、研究
  「ひまつぶし」を金銭対価に置き換えるもの→パチンコなどのギャンブル
4)「ひまつぶし」はこと消費であり時間の消費である



空気の缶詰

岐阜県関市の平成(へなり)地区で発売された「平成の空気」という缶詰の分析です。
平成(へなり)地区という特別な地域の場所(空間)の空気が入ってるとされ、採集日時は平成時代ということで、改元時期という特別な時間の空気であるとされています。上記の整理より2)の価値です。
この缶詰を買う人は、消費行為そのものをイベント(こと)として消費することに満足することでしょう。改元というイベントに参加しているという時代の一体感と満足感を購入することでしょう。
企画元は株式会社ヘソプロダクションという大阪の福島にある会社です。HPを見てみると製造工程そのものがイベントで「関係性のアート(リレーショナルアート)」のようです。

ホンモノの平成への想いを残すモノづくりプロジェクト
平成の空気缶(へいせい・へなりの空気缶)
https://www.heso-pro.com/project/heisei_air/


多分、この缶詰を買った人はこの缶詰を開封することなく記念にとって置くと想像されます。一般人にとっての記念とは未来の思い出候補です。未来で思い出されなかったものも、思い出されたものも、所有者が死んでしまえば終活時に見つけ出されて廃棄されるかもしれないし、ネットオークションで売られるかもしれません。こう見てくると美術品の骨董価値に通じるものを感じます。

美術品の缶詰と言えばジャスパー・ジョーンズのビール缶を型取りしブロンズで鋳造した「塗られたブロンズ」があります。これは内部が詰まった塊でこと消費というよりもの消費に近いものです。しかし美術品は現代のものであれ古美術です。作られたその時点より流通する段階ですでに時間が1秒、1分も経過するという意味で骨董的価値をまとっています。こう考えるとモノでありながら美術品を買うということはすべて時間を買うこと消費ということができます。
より直接的に缶詰を扱ったものに赤瀬川原平氏の「宇宙の罐詰」(1964年)があります。
カニ缶の外側ラベルを外して、内側に詰まっていたカニの身を出し空洞になった内側にラベルを貼り蓋を密閉した、内側と外側をひっくり返したトポロジカルな概念的事物です。
一般人も宇宙へ行くことが現実的になった現代、この罐詰を宇宙に持って行って開いたら。いや、宇宙まで行かなくても地球上も宇宙の一部なのですから今、開封してもよい。
開封したとたんこの世界はブラックホールに吸い込まれて宇宙が反転する!
なんてことは起こらないことをすでに知っています。
浦島太郎の玉手箱は起こらない。ファンタジーです。


「宇宙空間に持って行く空気の罐詰」の商品価値があるか?

こんなことを考えていると「宇宙空間に持って行く空気の罐詰」という商品アイデアは可能か?という問いが浮かびました。「宇宙の罐詰」を実用的な商品にすることは可能か?
「平成の空気」という缶詰を実用品としての可能性はないか?と考えてみたのです。
宇宙空間に持って行く缶詰は宇宙日本食サバ缶などいろいろ考えられています。


「平成の空気」缶を宇宙に持って行って開封すると、一瞬、懐かしい空気を感じるかもしれません。(あるいは、どこかの地上の空気の缶詰でもいいです。)
が、それは一瞬で拡散して生存のための必需品として考えるとあまりにもナンセンスです。生存のための非常用空気の缶詰としては商品価値は低いです。
実用品の価値の一つは「生存のための」なのです。
商品価値の一つに希少性があります。その意味で空気のない宇宙空間で空気の缶詰は商品価値が高いように思われます。しかしなぜナンセンスと思うのか。

実用品でもある作品について考えていた30年前を思い出します。











25年前にイギリスのバースで買ってきたローマンバース(ローマ時代の温泉)の水の瓶詰を見ながら平成の終わりにこんなことを考えているのもまた長大なひまつぶしです。




そんな時代もあったねといつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねといつか笑って話せるわ(中島みゆき)

参考web ---------

ホントに販売するやつ!!岐阜県関市の平成(へなり)地区の空気を採取した缶詰「平成の空気缶」が発売
観光・地域 / 商品 Japaaan編集部  @2019/04/22

https://mag.japaaan.com/archives/95353?fbclid=IwAR28qb9y98oPOSoa5ODADbU-v2RMPCVCCaN7O2s_baj7Cav92PhZyThs0sc


激しかった「前衛芸術」赤瀬川原平を再び
絵画、オブジェ、小説、路上観察まで変幻自在
仲宇佐 ゆり : フリーライター
2014/12/13 6:00
カニ缶に宇宙をとじこめる
https://toyokeizai.net/articles/-/55349?page=3


宇宙日本食サバ缶、開発の現場を取材!—高校生と熱血教師の12年 
2019年1月17日
http://www.mitsubishielectric.co.jp/me/dspace/column/c1901_1.html

宇宙飛行士の楽しみは食事!? JAXAの元宇宙食開発担当者が語る「宇宙食のひみつ」
http://www.nikuine-press.com/tellme/post_3458/

有人宇宙飛行と積荷にまつわる裏話 
2015.01.27 20:00
https://www.gizmodo.jp/2015/01/post_16398.html


「見ることの意味」ジャスパー・ジョーンズ
http://kawasenb.sakura.ne.jp/?page_id=1189


『関係性の美学』N・ブリオー/  Artwords(アートワード)
https://artscape.jp/artword/index.php/%E3%80%8E%E9%96%A2%E4%BF%82%E6%80%A7%E3%81%AE%E7%BE%8E%E5%AD%A6%E3%80%8FN%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%BC
...ひいては地域振興を旨とするコミュニティ・アートなどの理論的な後ろ盾としてしばしば援用されることになった。
リレーショナル・アート Relational Art /  Artwords(アートワード)
https://artscape.jp/artword/index.php/%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88
...作品の内容や形式よりも「関係(relation)」を重んじる芸術作品を総称的に示す言葉として、1990年代後半より広く用いられるようになった。
...この場合どちらかと言えば作品の制作過程で生じる周囲との接触関係のほうに重点が置かれていると言えるだろう。
...リレーショナル・アートという言葉はブリオーによる当初の定義を越えて、何らかの仕方で社会性を主題に掲げた作品や、地域密着型のプロジェクトなどにも今日広く用いられている。
著者: 星野太


ローマン・バス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%B9

The ROMAN BATHS Bath   Official website
https://www.romanbaths.co.uk/


2019/04/24


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小噺「平成人の金婚式」
https://pavlovsdogxschrodingerscat.blogspot.com/2019/05/blog-post_19.html


2018年6月12日火曜日

Woods's chair ウッズの椅子

"newspaper for PUBLIC MOTHER"  Kiminari Hashimoto  Sep.1997:  photostat work


The Radical and Contagious Ideas of Lebbeus Woods
Aida MironJune 11, 2014
https://hyperallergic.com/131802/the-radical-and-contagious-ideas-of-lebbeus-woods/?fb_action_ids=659130090832933&fb_action_types=og.likes
2014年6月12日 12:31



In 1997, I borrowed the design of the chair of Mr. WOODS for the purpose of giving information science symbolic form.

'97 私は、情報科学にウッズとは異なる象徴的な形を与えるためウッズの椅子を借用した。

installation view at ORIBETEI ex. Kiminari Hashimoto


DM of 1997ex. Kiminari Hashimoto : post card


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Lebbeus Woods, “Centricity” (1986–88), graphite, ink colored pencil and sepia wash on paper, part of a series of eight drawings, dimensions variable, San Francisco Museum of Modern Art (image courtesy the Drawing Center)
レベベウス・ウッズ「Centricity(中心性)」(1986-88年)黒鉛、紙のセピア・ウォッシュ、8つの図面のシリーズの一部、可変寸法、サンフランシスコ現代美術館(イメージ礼儀作図センター)

このドローイングイメージはテリー・ギリアム監督の映画「12 Monkeys」に登場します。
96年当時、私も非常に熱中してVHSまで買って制作中流しっぱなしにしてました。
ストーリもさることながら興味深いのはアンビルド建築家レベウス・ウッズのドローイングが尋問椅子などが映画中のインテリアで借用されていること。
無断借用されたウッズは本気で知的著作権を争いたかったわけではなかったらしく、勝訴しても作品内のその映像が残ることを許し、金銭的和解したこと。


テリー・ギリアム監督の歴代映画の撮影現場を写した舞台裏写真が映画系ブログに大量アップされ話題に    2015/01/22 16:55掲載
http://amass.jp/51277/

テリー・ギリアム 映画「12 Monkeys」
https://ja.wikipedia.org/wiki/12%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%82%BA



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The Radical and Contagious Ideas of Lebbeus Woods
Aida MironJune 11, 2014

https://hyperallergic.com/131802/the-radical-and-contagious-ideas-of-lebbeus-woods/?fb_action_ids=659130090832933&fb_action_types=og.likes

---google 機械翻訳

ドローイングセンターの建築家Lebbeus Woodsは、待望のLebbeus Woodsの急進的建築の35年に及ぶ作品を展示しています。 この展示は、図面、ノートブック、ゆるいスケッチ、コラージュ、物理的構造、スケールモデル、本格的な絵画、出版物、マニフェスト、および彼からのエントリーからのテキストの断片の光とテクトニクスの分野での驚異的な ブログ。

ギャラリー空間の制約に常に挑戦し、壁に絵を吊るしたり、架台にモデルを展示したりする常用の実践を展示することは、どのキュレーターにとっても挑戦です。 ウッズは、2000年代初めまでに、建築出版物やパンフレットの出版図面から構造的なフィールドや一時的なインスタレーションの物理的な構築に移った。ニューヨークのCooper Union Houghton GalleryのThe Storm(2001)、The Fall )、ウィーンの応用芸術院のシステムウィーン(2005)などがあります。 ウッズは、先例のない建築作品を展示するリスクを冒す意欲があったため、これらの展示スペースとそのキュレーターが最初の顧客であると冗談を言っていました。

ドローイングセンターでは、プレゼンテーションに関しては、過激主義は勝利しません。 ウッズの図面は、慣習的に時系列にフレーム化され、モデルとノートブックはペデスタルに表示されます。 しかし、おそらく私たちはこれを無視して、作品の空間に直接入り込んで、1つのグレーの部屋に圧縮された膨大なエピステムを直接探索することができます。 ウッズの作品は「ファンタジー」と呼ばれ、サイエンスフィクションのイメージと比較されていますが、この回顧は、サンフランシスコ近代美術館(San Francisco Museum of Modern Art)の元の場所で2013年に開催された建築とデザイン展の4番目に大きなものでした。 おそらく、ウッズのビジョンは制度的教授法に挑戦し、その根本的な実験、政治と建築との関係の妥協のない質問、強力なイメージ、そして変容の道具としての光、人間の知覚、建築の現象論を探究するためです。

ドローイングセンターでギャラリーに入ると、ボイドのあるセンターとその側から発せられる建物のような構造を持つスチールクロスと、宇宙に浮かぶ墓の4つの図面があります。 アルバート・アインシュタインに捧げられたこのプロジェクトは、1980年にパンフレット・アーキテクチャーのために創設されたウッズの最初の出版作品のひとつです。建築家は、「地球から放出された光線を外側に飛び越し、 「この墓の提案は、アインシュタインの時間、相対性理論、場理論、物理学のアイデアからインスピレーションを受けたものです。 白くエッチングするような背景にインクとグラファイトで描かれた図面は幾何学的なボリュームの静物を描いています。 それらは、銀河間の光と重力のない物体の浮力を捕らえ、映画のように、ダイナミズムと次の方向性の変化を予期する1つのフレームの静寂と正直さを捉えています。

「アイオン」(1981年)、「セントリシティ」(1986年)、「A市」(1987年)のようなプロジェクトでは、ウインズは新しいレンズを使ってアインシュタインの考えを探求しました。都市システムとサイバネティックスハインツフォンフォスターのVon Foersterは、1950年代と60年代のオーストリア系米国人科学者であり、初期のサイバネティクスの建築家でした。ウッズはアーバナ・シャンペーンのイリノイ大学の建築学校で彼に遭遇しました。ボーン・フォースターは電気工学の教授でした。これらの初期のシリーズでは、ウッズは技術と認知科学に非常に関心があり、自己組織化や通信ネットワークなどのサイバネティクスの概念を実験的な都市計画に統合しました。これらの都市は、階層化されていない都市構造である「異端者」として配置されています。一見すると、彼らは荒廃した、無人の、黙示録的で終わりのない、廃墟のように見えますが、スクラップメタルのさまざまな部分や再建された戦争機械で構成されています。まだ居住の痕跡、器具で満たされた研究室の塔、コミュニケーションのための球状の照明器具があります。軽量構造は、複雑なネットワークで様々な規模で接続されています。

これらの都市探検の期間中、ウッズは1985年のロンドンでの大規模な展覧会と1987年のサンパウロのfavelas訪問の2つのイベントの結果として「急進的」でした。展覧会は彼のニューヨークスタジオ 2004年出版のLebbeus Woods、Experimental Architectureによると、教授と過激な思想家として国際的に彼の名前を確立している。 この本は、ブラジルの訪問が彼の考えに及ぼす影響についても述べている:「彼のプロジェクトは、サンパウロだけでなくどこでも緊急の人間の問題に直面するには不十分であった」 重要な疑問を浮き彫りにし、アーキテクチャに何らかの行動が可能であることを実証している」

1988年から1995年にかけて、ウッズの有名な出版物「アーキーアーキテクチャー:政治法(1992年)、戦争と建築(1993年)、ラジカル再建(1997年)」で見つかった図面は、戦争、再建、領土分割、 。ウッズは、第二次世界大戦中の彼の育成によって大きな影響を受けた - 彼の父親は、ニューメキシコの原爆の開発とテスト、そしてその後のこれらの場所への近接によるガンの希少な形態による死亡と、その後のクロアチア戦争の経験ザグレブを訪問している間、独立した彼の将来の妻に会った。このシリーズの最も一般的な形式は、ArchigramのPlug-In Citiesとコラージュ実験からインスピレーションを得た、自由に動く街の照明構造です。たとえば、 "空中パリ"の家は、エッフェル塔と密集した都市の上に凧や断片化されたツェッペリンのように浮かびます。それらは構造的で、窓と内部の階段を備えていて、さまざまな部分で構成され、ケーブルと軽い布でつながっています。それらは機械的であるが、奇妙なことに昆虫に似ており、殻が互いに移植されている。

ベルリンの壁崩壊前の1988年、ウッズはドイツの首都を訪れ、街の政治部門、乱れ、活気に満ちた地下の風景に魅了されました。この旅の間に、彼はUバーンのラインに沿った地下自治コミュニティのための注入されたフリーゾーンとして構想された "アンダーグラウンドベルリン"(1988年)のコンセプトを開発しました。彼はブログのエントリー「Underground Berlin:the Film Treatment」のこの根本的な不安定化を「建築的手段によって達成された既存の社会統制の権威主義体系の破壊」と表現している。

ベルリン自由地帯(1990年)では、「地下ベルリン」に続いて、コネクティビティとフローティングチェアの「白い箱」が住むフリーゾーンで噴出する創造力を調べます。これらのコラージュされた図面では、ダイナミックな建築構造が過去数世紀から固定された建物に衝突し、デカルトデグリッドを破壊する内部空間に爆発します。これらの空間は、宇宙船に似た金属構造から構成され、時には硬く、構造力の圧縮下で折り畳まれ、時には布のように柔らかい。これは冷戦後の都市計画の代替案を提示する自由思想の光、コミュニケーション、破壊的な自治についてのプロジェクトです。ウッズは明らかにベルリンの崩壊、半分占領された空間、そして資本主義の新しい覇権の下で都市が清掃されれば消えていく痕跡を念頭に置いていた。これらの図面は、明るく暗い、硬くて柔らかい、古いものと新しいものとの間の完全なバランスをとる。

ベルリンフリーゾーン(1991年)、ザグレブフリーゾーン(1991年)、および「サンフランシスコ:震災に生きる」(1995年)は、いずれも紛争地域を探検し、 流体および動的形態の構造を通じた無指定の空間。 ウッズが作成した空間は、モダニズムのマントラとは対照的に、それぞれの用途と各ユーザに適応する「意味のない自由」(やはりLebbeus Woods、Experimental Architectureのもの)である。 彼は新しいサイトに自分自身を注入するにつれて、自分自身を常に発明しているアーキテクチャです。

Lebbeus Woods、Architectは6月15日までDrawing Center(35 Wooster Street、Soho、Manhattan)で続きます。





2018年5月5日土曜日

版と版画(2) ヴェロニカの残骸布 3D scanner / Rapid prototyping

■Translating Idea into Form   アイデアの具現化
デジタル環境が整備されアーティストの表現も高速化します。
rapid prototyping(ラピッド・プロトタイピング)の一般化はプロダクトデザインの現場からアート表現の現場へと逆流するのです。近代の専門化と分業化が再びパーソナルに統合されます。エキスパート・ジェネラリストの登場とアートにおける必要性。
しかし、近代の専門化と分業化がもたらしたデジタル環境は進化と言えるものでしょうか?
世界に対する視覚がより高解像度になり


以下、マルチメディアアーティスト、ポーラ・クラウン(Paula Crown) の表現を具現化しているFactum Arte(スペインの会社)のホームページから引用です。
ここでは、独自に開発したVeronicaという名の3Dスキャナーについての説明があります。「版」の概念がキリスト教における聖ヴェロニカの伝説、イコンにつなる興味深い言及です。そしてその背後にある多視点写真測量です。

http://www.factum-arte.com/en/inicio

What is the Veronica?
The Veronica Chorographic Scanner (referred to as the Veronica) is a bespoke 3D scanner designed by Manuel Franquelo Jr. and built in Factum Arte to record faces and objects within a 50 x 50 x 50 cm range. Originally conceived for the anti-aging industry, the Veronica is specifically designed to capture the fine surface detail of the human face. The technology is not limited however to faces - any object that fits within the range of focus and can stay still for 4 seconds can be captured as well. There are currently two versions of the scanner; a 'mask' scanner and a 'bust' scanner.
The high-resolution 3D recording system has been focused in the hands of artists, artisans and technicians working under one roof at Factum Arte in Madrid. It is based on the emerging technologies behind composite photography and photogrammetry. This approach to photography can now represent a face or object not as a flat image but as a three dimensional form that can be viewed on screen or re-materialised through a range of 3D printing and prototyping systems.
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Veronicaとは何ですか?
Veronica Chorographic Sc​​anner(Veronicaと呼ばれる)は、Manuel Franquelo Jr.がデザインした別注の3Dスキャナであり、ファクトム・アルテ(Factum Arte)を内蔵しており、50 x 50 x 50 cmの範囲で顔やオブジェクトを記録します。もともとアンチエイジング業界向けに考案されたVeronicaは、人間の顔の微細な表面の詳細をキャプチャするように特別に設計されています。しかし、この技術は顔に限定されず、焦点の範囲内に収まり、4秒間静止し続けることができるオブジェクトもキャプチャできます。現在、スキャナには2つのバージョンがあります。「マスク」スキャナおよび「バスト」スキャナを含む。
高解像度3D記録システムは、マドリードのファクトゥム・アルテ(Factum Arte)の一屋根の下で働くアーティスト、職人、技術者の手に集中しています。それは複合写真と写真測量の背後にある新しい技術に基づいています。この写真撮影手法は、平面画像ではなく、3D印刷やプロトタイピングシステムを通じて画面上で見たり、再現したりできる3次元のフォームとして表現できます。
The Name
Veronica: A portmanteau of the Latin word Vera (truth) and the Greek word Icon (image), the name Veronica is reflected in the Christian legend of Veronica’s Veil, the story of a Jerusalemite who wiped the sweat and blood off Jesus’ face as he bore the cross to Calvary. Through no human intervention, Jesus’ likeness was imprinted on the veil. This image – made without the subjective distortion and inaccuracies resulting from human touch became the model for all icons – the Vera Icona or true image.
Chorography: In Ptolemy’s text Geographia (2nd C AD) he writes that Geography is the study of the world we inhabit but Chorography is "an impression of a part, as when one makes an image of just an ear or an eye”.The term Chorography refers to a specific point - a place, region or district as opposed to the whole world. As a graphic technique, its importance lies in the fact that it is an additive process based on drafting multiple views rather than plotting cartographic measurement – an approach that is conceptually similar to photogrammetry.
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名前
ヴェロニカ:ラテン語のヴェラ(真実)とギリシャ語のアイコン(画像)のポートマンタウ、ヴェロニカという名前はヴェロニカのヴェイルのキリスト教の伝説、イエスの顔から汗と血を拭き取ったエルサレム人の物語に反映されています彼はカルヴァリーへの十字架を負った。人間の介入なしに、イエスの姿がベールの上に刻印されました。このイメージは、主観的な歪みや人間の接触による不正確さがなく、すべてのアイコンのモデルとなりました。つまり、ベラ・アイコンや真のイメージです。
Chorography:プトレマイオスのテキストGeographia(2nd C AD)では地理学は私たちが生息する世界の研究であるが、Chorographyは「耳や目だけのイメージを作ったときのような、ある部分の印象」であると書いている。コレオグラフィーとは、世界全体とは対照的に、特定の地点、地域、または地区を指します。グラフィック技法の重要性は、地図製作の測定をプロットするのではなく、複数の視点を作成することに基づく付加的なプロセスであるという事実にあります。概念的に写真測量に似ています。



What is Photogrammetry?
The theory behind the Veronica is based on multi-view photogrammetry. Photogrammetry has existed since the birth of modern photography in the 19th C and is the science of making measurements from photographs. Put simply, it is the process of capturing a subject from multiple angles and subsequently collating and aligning these images based on similar points of reference processed using a range of different visual computing algorithms, in order to create a three dimensional representation of the subject. Photogrammetry has long since been used to record topographical form using aerial photography and has developed alongside advancements in the fields of photography, digital technologies, electronics and computer vision. The invention of digital photography has made way for digital photogrammetry. Vast amounts of data can be processed at high speed and for the first time photogrammetry can now compete with many other forms of 3D recording in terms of resolution. The main advantage is that all you need is a camera and image processing software. The Veronica scanner works by generating a 'feature map' through aligning fixed points from many different high-resolution images of a subject taken with commercially available cameras. The points to be aligned are extracted from the colour data of the photographs. It is important that the object being scanned is still and that the lighting is even and diffused in order for the software to accurately identify similar points. Once the ‘features’ have been fixed, they are built into a 3D map that relates each point to every other point. This process facilitates the acquisition of vast amounts of high resolution colour and 3D data.The Veronica can record surface detail down to the pores in the skin whilst also capturing the shape of the head with metrological accuracy.
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写真測量とは何ですか?
Veronicaの背後にある理論は、多視点写真測量に基づいています。写真測量は、19世紀の現代写真の誕生以来存在し、写真からの測定を行う科学である。簡単に言えば、これは、複数の角度から被写体を撮影し、その後、異なる視覚計算アルゴリズムの範囲を用いて処理された同様の参照点に基づいて、これらの画像を照合および整列させて、被写体の3次元表示を作成するプロセスである。写真測量は、これまで空中写真撮影を使用して地形を記録するために使用されてきており、写真、デジタル技術、エレクトロニクスおよびコンピュータビジョンの分野で進歩とともに発展してきました。デジタル写真の発明は、デジタル写真測量の道を開いた。膨大な量のデータを高速で処理することができ、初めて写真測量は解像度の面で他の多くの3D記録と競合することができます。主な利点は、必要なのはカメラと画像処理ソフトウェアだけです。Veronicaスキャナーは、市販のカメラで撮影した被写体のさまざまな高解像度画像から固定小数点を整列させて「フィーチャーマップ」を生成することによって機能します。整列されるべき点は、写真の色データから抽出される。ソフトウェアが同様の点を正確に識別するためには、スキャンされているオブジェクトが静止していて、照明が均一で拡散していることが重要です。「フィーチャー」が修正されると、各ポイントを他のすべてのポイントに関連付ける3Dマップに組み込まれます。

Specailised 3D software is used to process the data from a colour image and map it onto the 3D form. This approach results in high-resolution 3D and colour information being recorded at the same time. This can be for screen-based imaging and for physical re-materialisation. The resolution of this information is dependent upon the number of cameras, the image quality and the algorithms embedded in the software. The data can be prepared as a dense point cloud or as a triangulated mesh of many million polygons.
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Specailised 3Dソフトウェアは、カラー画像からデータを処理し、それを3Dフォームにマッピングするために使用されます。この方法は、高解像度の3Dおよび色情報が同時に記録される結果となる。これは、スクリーンベースのイメージングおよび物理的な再マテリアライゼーションのためのものです。この情報の解像度は、カメラの数、画質、およびソフトウェアに組み込まれたアルゴリズムに依存します。データは、濃密な点群として、または数百万のポリゴンの三角形メッシュとして作成できます。

What can you do with the data?
The Veronica scanner has evolved over a period of two years into a fully integrated package that can go from a sitting to a processed 3D file in a matter of hours. The resulting 3D file can then be materialised at any size and in many materials. Some uses include:
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あなたはそのデータで何ができますか?
Veronicaスキャナーは、2年間にわたって、着席から処理済みの3Dファイルに数時間で移動できる完全統合パッケージに進化しました。結果として得られる3Dファイルは、任意のサイズおよび多くの素材でマテリアライズすることができます。いくつかの用途が含まれます:
1) Documenting and recording artistic and cultural objects with the purpose of archiving the data for further study or for re-materialisation.
2) Portraiture - from the recordings of celebrity, royalty, aristocracy, and politicians to every day characters.
3) Annual recordings of children as they grow.
4) Recording for statistical analysis to monitor change (e.g. comparing a plaster cast to its original).
5) Recording for medical purposes.
6) Recording for anti-aging purposes.
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1)さらなる研究や再マテリアライゼーションのためのデータをアーカイブする目的で、芸術的および文化的目的を文書化し記録する。
2)肖像画 - 有名人、ロイヤリティ、貴族、政治家の記録から毎日の登場人物まで。
3)子どもが成長するにつれて毎年記録される。
4)変化を監視するための統計的分析のための記録(例えば、石膏をその元のものと比較する)。
5)医療目的での記録。
6)老化防止のための記録。
The Veronica's data can be used by a whole host of output devices that print in layers, harden liquids, carve or use other methods to materialise volume from a cloud of points. The data can be materialised in an array of materials such as alabaster, marble, resin, waxes to be used to cast bronze, silver or gold, Murano and crystal glass and laser etched blocks of glass up to 15 x 15 cm.For more ephemeral applications it is possible to print in chocolate, ice, salt and sugar and many other edible or transient materials.
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Veronicaのデータは、レイヤーで印刷したり、液体を硬化させたり、雲の点からボリュームを実現するために他の方法を使用したり、使用する出力デバイスのホスト全体で使用できます。データはアラバスター、大理石、樹脂、ブロンズ、シルバーまたはゴールド、ムラーノとクリスタルガラス、レーザーでエッチングされた15×15cmのブロックまでキャストするために使用されるアラバスター、レジン、ワックスなどの素材のアレイで実現できます。アプリケーションでは、チョコレート、氷、塩、砂糖などの食用または一時的な材料で印刷することが可能です。
For gamers it may be a game changer, for artists it is the raw material to model in virtual or physical form, for parents it can be a record of their children in specific moments in time, for loved ones it can create keepsakes, for those changing their looks it can be an objective record against which to compare anti-aging treatments and for surgeons it can be an invaluable guide. The Veronica is an adaptable scanner, the uses of which are limited only by the size of the subject to be recorded and the creativity of its users.
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ゲーマーにとっては、ゲームチェンジャーになるかもしれません。アーティストのためには、バーチャルまたは物理的な形でモデル化するための原材料です。親にとっては、時間の特定の瞬間の子供の記録、愛する人のための記念品、彼らの見た目を変えることは、アンチエイジング治療を比較する客観的な記録であり、外科医にとっては貴重なガイドとなり得る。Veronicaは適応型スキャナであり、その使用は記録対象のサイズとユーザーの創造性によってのみ制限されます。

OUTPUTS
Recording at the highest resolution places great strain of the software used to prepare and output digital data. Through patient research and some in-house software developments Factum Arte has gradually come to understand how the data is altered as it is optimized and down-sized to meet the limitations of the software and output devices.
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出力
最高解像度での記録は、デジタルデータを準備して出力するために使用されるソフトウェアに大きな歪みを与えます。患者研究といくつかの社内ソフトウェア開発を通じて、Factum Arteは、ソフトウェアと出力デバイスの限界を満たすためにデータが最適化され、サイズが変更されると、データがどのように変更されるのかを徐々に理解しています。
3D Printing & Rapid Prototyping
3D Cement printing
Routing
Casting
Laser cut and water jet cut
Flatbed color printing
Print making

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聖ヴェロニカ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%AB

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聖骸布
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E9%AA%B8%E5%B8%83

特徴
本体は、縦4.41m、横1.13mの杉綾織の亜麻布(リンネル)である。生成りに近い象牙色の布の上に、痩せた男性の全身像(身長180cm)がネガ状に転写されているように見える。布上に残された全身像の痕跡から、頭を中心に縦に二つ折りにして遺骸を包んだと見られ、頭部、手首、足、脇腹部分には血痕が残っている。 1532年にフランス・シャンベリの教会にて保管されていた際に火災に遭い、その一部を損傷した。1534年、聖クララ修道会の4名の修道女によって損傷部分には継ぎ当てを、裏には当て布が縫いつけられた。1978年の科学調査では、血は人間のものであり血液型もAB型と証明された 。2002年には継ぎ当てと当て布を外す作業が行われた。聖骸布の裏側には人物の姿は見られず、血のしみ込みのみが見られた。
来歴
1353年、伝存の経緯は不明であったが、フランス・リレのシャルニー家が所有しているところを発見された。地元の司教から偽物と批判をうけたこともあるが、いくつかの所有者、保管場所の変遷などを経て、1453年に所有がサヴォイ家に移り、1578年にはトリノへ移動された。教皇クレメンス7世はこれを布に描いた絵だと宣言し、神聖物とされないよう展示にあたっては蠟燭を点けない、香を焚かないと条件をつけた。1898年にイタリアの弁護士・アマチュア写真家セコンド・ピア(英語版)が、初めて聖骸布の写真を撮影した。1983年にサヴォイ家からローマ教皇に所有権が引き渡され、以降はトリノ大司教によって管理されている。
通常は一般に向けて常時公開されてはいないが、聖骸布博物館にてレプリカを見ることができる。カトリック教会の大聖年にあたる2000年に一般公開されたが、その後2002年に修復作業が施された。2010年に修復後初めて一般公開され、2015年にも一般公開された。


トリノの聖骸布
By Giuseppe Enrie, 1931 - From the Hebrew Wikipedia. Original file is/was here. (Original upload log available below.), パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=2448566


detail
By 不明 - Shroud of Turin, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3527304


16世紀の画家ジュリオ・クローヴィオの絵画
By ジュリオ・クロヴィオ - 不明, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=362416


80~90年代だったかに日本(名古屋?)で開催されたトリノの聖骸布の展覧会を見に行っています。ウィキペディアによると公開時期が異なるので、私が見たものは写真画像かその研究資料とレプリカによるものだっかもしれません。




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版と版画(1)版材、レイヤー絵画と版画 / Material of print, Layers paintings and prints
http://pavlovsdogxschrodingerscat.blogspot.jp/2017/10/blog-post.html


2018年2月17日土曜日

Proudly handmade in Sri Lanka


下記リンクはスリランカの陶器メーカーMidayaのホームページです。プロダクトの様々な工程が紹介されています。スリランカには大きな工場は数件しかないので、アウトソーシング無しであらゆる工程を工場の中で行います。創業者は愛知県の瀬戸地方などで研修された方で、安価な中国製品とは競争しないという姿勢で運営されているときっぱりおっしゃっていました。
僕は90年代中頃に、ある医薬品関係のノベルティとして30㎝大のオリジナルキャラクターの人形をこのメーカーで作ったことがあるのですが、5年前の工場訪問時に、当時の見本を発見してすっかり忘れていた記憶に再開し感慨深いものがありました。

 90年代は中国の深圳、東莞などで安価な農民工による労働力を活かし「世界の工場」と呼ばれる時期が始まった時代ですが、その後の労働環境の整備などによって人件費が高騰し、今ではこの地域に残る質の良い陶磁器メーカーはわずかです。そんな状況の中でスリランカのミダヤの姿勢はメーカーとしての覚悟が感じられ尊敬します。僕はその背後には中国、韓国、日本などに浸透している大乗仏教的な態度と、スリランカの生活に密着している上座部仏教のちがいにあるのではと推測します。

Midaya - Proudly handmade in Sri Lanka
http://www.midaya.com/

2018年1月7日日曜日

陶印
















備忘、正月の会話
弟が見つけた父の遺品の陶印について、母を交えて話が弾む。

母、曰く
お父さんは東京に行くたびに銀座の鳩居堂で硯や陶印などを買ってきた。
陶印は、泰山先生のお母さんも作っていて鳩居堂にも卸していた。
弟、曰く
鳩居堂や書道文具について聞いた時のお父さんからの手紙には、泰山先生のところで作っていたという話はなかった。

さて真相は?
HPの略歴を拝見すれば「・・文人としての学を修める。書・詩・陶印・篆刻等をもって、父 祖よりこれを専業とする」とある。
陶印をされてたとなると窯もあったことになるだろう。楽窯のような小さい窯だろうか。
火鉢、あるいは七輪のようなもので焼いたかもしれぬ。
釉を見れば低温酸化焼成の陶器である。白印部を見れば爪楊枝のようなものでつついて彫られているようにも見える。生素地段階での刻印であるようだ。
鈕(ちゅう)と呼ばれる持ち手部分の彫塑は獅子や干支の動物で良くできています。

陶印の再発見は今年の正月の収穫です。
作品やプロダクツの展開のアイデアが浮かびました。






2017年10月11日水曜日

版と版画(1)版材、レイヤー絵画と版画 / Material of print, Layers paintings and prints

■Material of print 版と版画

版画には紙に転写印刷するための版が必要ですが、その版自体に注目したフランク・ステラにとって、ケネス・テイラー社は自身の作品の複製を制作する工房という以上に、作品の構造をアップグレードするための共同開発社として存在しているように見えます。
70年代中頃に衝撃的に発表された(つまりオーディエンスから見て突然衝撃的に登場したように見える)ステラの腐蝕されたアルミニウムやマグネシウムによるレリーフは、版画の版に注目した結果という、氏にとっては制作環境でのごく身近な素材、手法であったと推測されます。

Kenneth Tyler printmaking collection --------------

Frank Stella's New York Studio with newly painted screen printed proofs on 'Tycore' paper panels from the 'Exotic Birds' series, New York, 1979 photo by UNKNOWN PHOTOGRAPHER



https://tylerblogs.com/

https://tylerblogs.com/tag/frank-stella/

https://nga.gov.au/internationalprints/tyler/artists/default.cfm?mnuid=2&artistirn=15599&list=true&creirn=15599&archive=1#itm-17

https://twitter.com/TylerPrints_NGA

GILL SCHMID DESIGN   ART SERVICES  --------------
http://gillschmiddesign.com/artservices.html


■Layers paintings and prints レイヤー絵画と版画
ラウラ・オーエンス (Laura Owens) の絵画も版画手法からのインスパイアが感じられます。

Laura Owens at Crown Point Press, 2011 (5 minutes)
https://youtu.be/99w0W3k47iA

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版と版画(2) ヴェロニカの残骸布 3D scanner / Rapid prototyping
http://pavlovsdogxschrodingerscat.blogspot.jp/2018/05/3d-scanner-rapid-prototyping.html

2017年5月30日火曜日

making of OOBORAFUKI (大鮱噴)

ボラの研究と制作












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170526/ 08:31

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170526/ 22:41

170517/ 02:43

170527/ 03:14



170527/ 04:06 temporary watering test








設計から一週間弱、とりあえず中川運河での進水試験にこぎつける。
コバルトが少量だったため硬化時間がかかってしまい焦ったが。。